NZ沖でM8.1巨大地震発生。思い起こされる3.11の17日前に起きたクライストチャーチ地震

2021.03.05
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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5日の日本時間午前4時28分頃、ニュージーランド沖のケルマデック諸島でM8.1の巨大地震が発生した。気象庁の発表によると、この地震による津波の心配はないとしている。

実は現在、同付近で規模の大きい地震が相次いでいる。前日の4日午後10時30分頃にはニュージーランド北東沖を震源とするM7.3の地震が発生。今回のM8.1の直前である5日午前2時41分頃には南太平洋のケルマディック諸島を震源とするM7.4の地震が発生していた。

ニュージーランド周辺の地震と聞いて思い出すのが、あの東日本大震災発生の17日前に起きた、2011年2月22日にニュージーランドのカンタベリー地方で発生した「カンタベリー地震」(通称:クライストチャーチ地震)だ。この地震で日本人留学生ら28名が命を落としたことを記憶している人も多いだろう。

● カンタベリー地震 (2011年)-Wikipedia

この地震のわずか17日後に、東北沖でM9.0という日本周辺における観測史上最大の地震「東日本大震災」が発生したことで、ニュージーランド周辺の地震と日本付近の地震発生が連鎖している可能性を唱えている地震学者も多い。

ネット上では、2月に発生した福島沖M7.3とも関連付けて、日本とニュージーランド周辺で地震が頻発していることに不安の声があがっている。

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NZ沖M8.1を受けたネット上の声



image by: 気象庁

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