始まった「ジャニーズJr.の奪い合い」 辞めジャニ集めて赤西&手越は新事業、海外挫折で消滅間近の山Pも合流か

2021.03.05
by tututu
 

退所したJr.たちに待ち受けるいばらの道

現在、ジャニーズJr.は東京と大阪の2拠点で、200人ほどいるとされている。ダンスレッスンや先輩のコンサートのバックダンサーなどで経験を積みながら、メジャーデビューを目指すのが本来の姿だが、今やその定義が変わってきてしまった。

これまでは年齢制限がなかったため、下は小学生から、上は30歳を超えたJr.まで所属。

年齢を重ねたJr.は「もうデビューはできない」と悟っているが、その一方で「ずっと芸能の道でやっていく」決意を固め、退所せずに残っているメンバーが多い。

また、幼い頃から芸能界に身を置いているため、高校を中退している者も多く、「一般社会では生きていくことができない」と感じている人間もいる。

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実際に事務所を退所した元ジャニーズたちのその後はさまざまで、退所したことを親に言えず友人宅を渡り歩く者、20歳過ぎてから高校に再入学する者、犯罪に手を染めてしまう者…など、それまでの華やかな世界から一転してしまうことがほとんどだ。

昨年8月には、川崎市多摩区の住宅に侵入し、60代女性を縛って現金14万円とキャッシュカード数枚を奪った「アポ電強盗事件」を起こしたとして、元ジャニーズJr.のメンバーが逮捕された。

また、インターネットカフェで就寝中の利用客の財布などを盗む犯行を繰り返し、逮捕された元ジャニーズJr.などもいて、不祥事を起こしてしまうケースも多々ある。

滝沢副社長としては、そうならないためにも22歳という早い段階で決断するという、いわば温情のような意味も今回のリストラの背景にはあったといえそうだ。

堂本剛も6月に退所?事務所を去っていくジャニーズたち

Jr.の「定年制度」で揺れるジャニーズだが、そんな中Kinki Kidsの堂本剛(41)が6月にも事務所を退所するというニュースが飛び込んできた。

東京スポーツによると、昨年6月にリリースした思い入れの深いシングル『KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)』から1年たったのを区切りに退所する方向で調整しているという。

故ジャニー喜多川氏が剛と光一のデュオを当初「KANZAI BOYA」と命名していたことは、ファンの間で有名な話。「めちゃくちゃダサイ」と嫌っていたこの名前も、今では愛おしくなっているといい、剛が作詞作曲した曲にそのタイトルをつけたのだ。

また、剛とジャニーズの契約更新月は6月との情報もあり、全てのタイミングが揃ったところで、退所の道を選ぶとされている。剛は歌手活動に注力したいとの思いも入れも強く、退所の現実味は否定できない。

「今年3月いっぱいでジャニーズ事務所を去るTOKIOの長瀬智也さんの影響もあると言われています。長瀬さんは同学年の光一さんと仲が良いことで知られていますが、剛さんとも関係は良好。お互いに40歳を過ぎたことで、次の道を模索し始めるのは当然だといえるでしょう」(前出・芸能記者)

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ベテランたちの退所が続くジャニーズ事務所。この春からSnow ManやSixtonesにテレビで新番組を持たせるなど、新しいグループを猛プッシュしている。

そのため、居心地が悪くなった先輩ジャニーズたちの退所ラッシュが始まるのは十分予想できる。滝沢副社長の真の狙いである“血の入れ替え”はこれからも進んでいきそうだ。

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