接待は“コスパが最高”?総務省の次は文科省、95万円のおもてなしで「2400万円」の見返り

2021.03.24
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by tututu
dt20200512
 

総務省に続き、今度は文部科学省幹部への「高級焼き肉接待」が問題となっている。藤原誠事務次官が、文科省から補助金を受けている学校法人の理事長と亀岡偉民・元文科副大臣(現復興副大臣)の会食に同席していたことがわかった。

総務省に続いて文科省でも「接待問題」が発生

しんぶん赤旗によると、繰り返し接待をしていたとみられるのは、宮崎県の学校法人「豊栄学園」の清水豊理事長らで、2015年から19年にかけ複数回にわたり会食の席をもうけていたとされる。

当時官房長だった藤原氏は亀岡氏に呼ばれて赤坂で行われた会合に途中参加し、出席者と名刺交換すると、相手が清水理事長だったという。費用は亀岡氏が「自分が招待しているから自分が払う」と言ったことから、藤原氏は亀岡氏側が負担したとの認識だとした。

亀岡市と理事長らは5年間で都内と宮崎県内で少なくとも14回会食し、学園側の支払いは95万円以上。1人あたり最高で3万円はする高級焼き肉店だった。

その見返りかどうかは不明だが、文科省は20年、同学園に約2400万円の施設整備費補助金を決定している。

萩生田氏光一文部科学相は3日の閣議後会見で、学園側が利害関係者に該当するかについては「ケース・バイ・ケース」とし、「行政の公平さに疑念を抱かれないようにするのは当然であり、引き続き国家公務員倫理法の趣旨の徹底を行っていく」と述べた。

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また、亀岡氏は事務所を通じて「(文科副大臣)在任中は割り勘で支払っており、国民の疑惑を招くような行為をしておらず、大臣規範などに違背することはしておりません」とファクスで回答したと朝日新聞が報じている。

末期症状の菅政権に更なるダメージ

総務省に続き、文科省にまで及んでいた接待問題。次から次へと難問が降りかかる菅政権にダメ押しとなるような疑惑が生じた。

オリンピックの開催やワクチン接種を背景に、「10月に追い込まれて解散するよりはマシ」と、ここへ来て4月解散説も出ていた菅政権だが、どうやらその“大バクチ”はなくなりそうだ。

総務省、農林水産省、文部科学省まできてしまうと、次はその省庁の接待が出てくるのかと思わざるを得ない。これまで明らかになってきたことは氷山の一角に過ぎないとの指摘もある。

もしかしたら、菅政権が浮上する唯一の手段は、全省庁接待の有無を徹底的に調べ上げ、腐ったすべての膿を吐き出すことかもしれない。

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image by: 文部科学省 - Home | Facebook

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