編集後記
私は都会生まれの都会育ちのため、田舎のルールとか地元独自の何かの決まり事というものに全く馴染みがありません。だからと言って全部がダメだとは全く思っていません。互いに協力し合ったり、何かの時に団結したりする力は素晴らしいと思うし、「郷に入っては郷に従え」のごとく、何かの行事などではそれに従います。
しかし、明らかに被害を受けているという人や出来事を見過ごすことは、良いとは思いません。本文の中にも書きましたが、子ども達はいじめを確信しているし、助けてほしいと友達に言われ、まずはいじめがあったことをちゃんと先生に言うということを決断したのです。
友達を助けたい、その純な思いを危険だからと言えてしまうその環境こそが私は異常だと思うのです。
ちなみに私はこの調査においては、対応先を変え、第三者委員会の形成を認めさせています。委員は無記名で封入をする秘匿性の高い方式で広範囲のアンケート調査を実施することになります。とかく、どんな内容より誰が言ったかが重要な社会であるが故、こういう小社会は権威に弱い側面があるので、権威ある肩書の人らが別のアプローチから介入するやり方が最も良策だと思ったのです。
どこまでできるかは、まだ未知数ですが、わからない事は私がサポートします。
全てにおいて大事なことは、まず一歩踏み出すことです。
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image by: 伝説の探偵