名刺は世間話のネタが満載。初対面の人とでも楽しく会話する方法は?

 

あとは、名刺交換の時には、いただいた名刺もよく観ます。

例えば、苗字や名前が珍しいケースがよくある のですが、そんな時はチャンスです。

「珍しい苗字ですね。どちらのご出身ですか?」
「ステキなお名前ですね。facebookでもかぶらないでしょう?」

姓名を褒められて嫌な気もちになる人はいないはず。

例えば、ふるさとが聴きだせれば、話を弾ませることができます。

「◎◎ご出身ですか?◆◆で有名ですよね?私も行ってみたいです」

また、SNSをやっていることがわかれば、話題を広げるのも簡単でしょう。

「facebookをやっているのですか。拝見していいですか?」

また、会社名もよく観れば、質問の宝庫です。

有名な会社で、よく知っているならば、

「〇〇社におつとめなのですね。□□を愛用しております。△△をいつか欲しいです」

会社も業種もわからないのであれば、素直に聴きましょう。

「どんなお仕事をされているのですか?」

いずれにせよ、好奇心いっぱいで瞳を輝かせて聴くのがポイントです。

身に着けているものと、名刺を良く観ることは、最初は恥ずかしいかもしれません。しかし、慣れてくれば、その人を表すことがわかるようになり、面白いと感じるはずです。世間話をどうやってするか悩むのではなく、今日会う人はどんな人だろうと期待をふくらませるようになるでしょう。

さらに、先方も、自分に興味を持ってくれるように、身に着けるものや、名刺に凝るのも一法です。いわば、ツッコミを入れてもらうわけです。

名刺は名刺で、会社の名刺の他に、趣味などを書いたプライベート名刺を創っておけば、話が弾みそうです。

最後に、私が実践しているzoomでの話の弾ませ方をお伝えしましょう。

それは、zoomの背景をよく観ることです。

バーチャル背景に凝っている人もいれば、インテリアに凝っている人もいます。

「そちらの背景はどちらの風景ですか?」
「その素敵な背景は、リアルですか?バーチャルですか?」

などと尋ねれば、そこから話が弾むことが少なくありません。

もちろん自分も凝った背景にしておけば、さらに話が弾むでしょう。

ぜひとも、相手の話のツボを探るべく、よく観てから、思い切って質問をしてみてください。

そして、自分のことを話すよりも、相手の話をふくらませる作法を練習してみてください。

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image by: Shutterstock.com

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1963年東京墨田区出身。87年慶応大経済卒。イマジニア新卒一期で飛込営業と株式投資ゲーム開発。88年日興證券でAI相続診断システム開発研修統括。91年家業の国産Tシャツメーカー久米繊維工業入社。94年三代目社長就任(現相談役)。97年日経インターネットアワード、05年経産省IT経営百選、09年東商勇気ある経営大賞等受賞。10年APEC中小企業サミット日本代表。20年開学の新大学iUでは起業家教育・地域創生担当教授。明治大、多摩大の授業や企業団体研修に即した25万部超の「すぐやる技術」シリーズ等著書15冊。内外情勢調査会等で毎年数千人に講師。東京商工会議所墨田支部副会長、墨田区観光協会理事、墨田区文化振興財団 評議員として地元振興。新日本フィルハーモニー交響楽団・NBS日本舞台芸術振興会・日本吟剣詩舞振興会 各評議員として文化芸術振興。

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