●uttiiの眼
基本的には日本国内の「土石流」事例を、古いものの含め、該当記事に掲載されている情報をピックアップし、時系列に載せてみた。一部外国事例も入っているが全てではない。
気が付くのは、あまりも多くの「土石流」事例があり、頻繁に「土石流」が起きているということ。ただ、同じ「土石流」といってもその大小、タイプに色々なものがあり、一般的には、火山の噴火に随伴する災害という印象があり、火山灰の層が雨水で斜面を雪崩のように駆け下るものというイメージがある。また台風や長雨の結果として起こる水害の一種というイメージもあり、もちろん、今回の熱海のケースは後者にあたる。
最後の方に取り上げた、リニア工事残土に関する話は、この先、重要になっていくだろう。今回、土石流の最上部で行われていた「開発行為」が何なのか、誰の手によるものだったのか、いずれ明らかになるだろう。
もう1つの問題は、行政の怠慢。最後に引用した千葉県を巡る記事に明らか。
【あとがき】
以上、いかがでしたでしょうか。
犠牲者の数が増えているようですが、無事に発見される事例もあるようです。1人でも多くの住民が助かることを祈ります。
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image by: 防衛省統合幕僚監部 - Home | Facebook