世界的に広がる「異常な受注量」。中国在住邦人が感じた背筋の寒さ

 

前回のコロナ感染者発見から約1か月半、広東省はいつも通り徹底した管理を続けました。驚いたのは深センでは3週連続で全居住者の核酸検査を行ったことです。

深センの人口は1,400万人ですよ!?「時間的にあり得ない」という声が聞こえてきそうですが、次々と採取した検体を10人/件で検査に回し、陽性が出たらその10人を再検査する方式なのです。

結果は携帯に24時間以内に届き、「健康コード」に記載されます。そしてこの健康コードが緑の人のみ公共施設・商業施設・オフィスビルに入ることが出来ます。ちなみに子供の結果は登録した親のコードに表記されます。

残念なことにうちのスタッフが済むマンションに濃厚接触者が一人いたため、マンション自体が2週間封鎖され、住人は外に出られなくなりました。買い物や出前はネットで注文し、マンション入り口まで受け取りに来るという方式で過ごし、2日に1回核酸検査をしていたそうです。強制的にリモートワークとなりましたが、今週月曜の夜中0時に封鎖解除となり、やっと出勤できるようになりました。

ワクチン接種の外国人向け予約開始が待ち遠しいです。

著者/Mochi(「『華南の風』中国・深セン」連載)

image by: Dave Colman / Shutterstock.com

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【著者】 アジア6カ国の在留邦人メンバー 【発行周期】 週刊

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