暦の上で夏が終わっても、ペットたちにとって危険な暑さはまだまだ続きます。散歩や遠出のときには熱中症対策が欠かせません。今回のメルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』では、著者で獣医師の佐藤先生が、簡単に用意でき便利な「ペットボトル保冷剤」の作り方に加え、濡らすと冷たくなるタオルとセットでの効果的な使い方を教えてくれます。
簡単・便利「ペットボトル保冷剤」の作り方
犬は、体温調節ができません。その為、この夏の時期はお部屋でも、わんちゃん用のバックの中でも「熱中症」になってしまう事があります。お出かけして、病気になるのは嫌ですよね。「どんなもので冷やせばいいのか?」と良く飼い主さんから聞かれます。保冷剤は1日持たないので皆さん工夫が入りますよね。今回は、簡単便利な方法をお伝えしましょう。
1)ペットボトルを使用しよう
ペットボトル500リットルのお水の半分を凍らせておきます。出かける時にお水を足します。
2)濡らすと冷たくなるタオルを使おう
凍らせて、お水を入れたペットボトルの周りに濡らすと冷たくなるタオルを巻きます。これを、大きめのジップロックに入れて、犬用のキャリーバックに入れて下さい。少しずつ、お水が溶けてきます。そのお水は愛犬の飲水にもなります。
濡らすと冷たくなるタオルも冷えたままで、長持ちします。熱中症防止に役に立つと思います。愛犬を暑さから守ってあげて下さいね。
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