ラッキーは自分で見つけられる。カギは日常生活の“違和感” 小さな変化を見極めて

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良いことであれ好ましくないことであれ、自分の身にこれから起こることを察知できれば対処法も変わってくるもの。そのような能力を身に付けることは可能なのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、未来の予兆の捉え方をレクチャー。カギは「違和感」にあるようです。

違和感を大事にする

「日常」という漢字は、常なる日と書くわけですが、良く良く観察してみると「常なる日」つまり昨日と同じ一日なんて一日も存在しないはずなんですよ。

あなたが朝起きて、クソして、メシ食って、会社行って、仕事して、帰宅して、酒飲んで、バタンキューで寝たよ、ということが一日の全てだという、がさつなモノの見方をする人なら、たぶん一年のウチ150日くらいは「常なる日」なんでしょうけどね。

幸せになるには、いつもと同じように見える毎日から、どれだけの変化を拾い上げることができるかってことが必要なんだと思いますよ。同じように見えて、同じようなことをしていても、ちょっと目線を変えたら全く違う一日がそこにはあるんですから。

そんな変化を、私は違和感というキーワードで見つけます。これは自衛策のひとつでもあるんですが、大きなマズいこと、イヤなこと、困ったことが起こる前に、小さな見逃してしまいそうな、変化があるものなんですよ。それを私は違和感と呼んでいて、それを見つけたら警戒モードに入るのです。

それによってそのネガティブなイベントを必ず避けられるというわけではないんですが、警戒することで予期できるとか、覚悟ができるとか、それに備えることができるのは間違いなくて、そうすることで、不意打ちによるダメージを避けることができるんです。

人間って、無警戒な状態でバコンと殴られると気を失ってしまいますが、こっちがガードする姿勢を取っていたら、多少厳しいパンチを食らっても耐えられるモノなんです。

そんな違和感を気にするようになると、本当に笑えるくらい予兆ってのはあるんだなと気付くはずです。

で、これはネガティブな未来のイベントからのダメージを少なくするワザですね。このモノの見方を身に付けられると、今度はポジティブな未来へのレールへの切り替えポイントに気付いたりします。

全く以てリアルな話なんですが、今年始まった新しいビジネスのうちのひとつは、たまたまクラブハウスをやった際に、視聴者の人と絡んだことがきっかけでした。その方のビジネスが盛り上がって来て、人手が足りなくなってきたという話から、採用する社員のベースとなるコミュニティーを作ることを提案したんですが、この話をしている時に、

 ● こういうひょんな話からビジネスがスタートしたりするんだよね…

って思ったんです。それが、この後、あっという間に現実になったので、私も驚きました。4月の緊急事態宣言の最中で、このスピード感で物事が形になるのは珍しいことですから。

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