自民党本部で29日午後1時からおこなわれた総裁選挙で、党所属国会議員の投票ならびに28日締め切りの党員・党友票と合わせて即日開票された結果、一回目の投票で岸田文雄・前政調会長が、河野太郎・ワクチン担当相を1票差で上回り、決戦投票の結果、岸田氏が新総裁に選出された。NHKおよび民放各社が速報で伝えた。高市早苗・前総務大臣は3位、野田聖子・幹事長代行は4位に終わった。
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一回目の投票では、議員票で岸田氏が河野氏を大きく上回り、高市氏が2位につける「どんでん返し」があった。党員・党友票では河野氏が1位の得票だったが票数は思ったほど伸びず、合計でも岸田氏が1位、河野氏が2位の状態で決選投票を迎えた。
その後おこなわれた決選投票によって、岸田氏が新総裁の座につくことが決定。事実上、次期内閣総理大臣は岸田氏が就任することとなった。同日午後6時から岸田新総裁による記者会見がおこなわれる予定。
image by: 岸田文雄 - Home | Facebook