口癖のように「しなければならない」と言ってばかりの人が隠していること

 

これを一言で言うなら「依存心が強い」ってことですね。

自分が望むような自分だけを見て欲しいし、理解して欲しい。また、それだけではなくて、自分が嫌いな自分のことを好きになって欲しいし、受け入れて欲しい…。

こんなふうに、かなりの無理難題を他者に期待しているし、その期待が実現するように頑張っていたりするのですが、残念ながらいつもお話しするように、「人は相手の無意識に反応する」わけですから、あなたがどんなに頑張っても、周りは「自分のことも他人のことも受け入れていない」といった、あなたの無意識に反応します。

なので、人間関係が疲れてしまう…。

ありのままの自分を隠そうとしている人の多くは、「しなければならない」といったMUST思考(べき論)で物事を捉え、実際に言葉としても表現します。

「こうしなければならない」
「こうするしかない」
「こうするのが決まっている」

…などなど。

というのも、「しなければならない」ことが多くなればなるほど、現実の自分と向き合わなくて済むというメリットもあるし、そもそも自分で自分を頼りにすることができないから「しなければならないこと」に寄りかかる以外に自分を支える方法がないのです。

こうした思考習慣を壊すには、普段から自分が当たり前に思っている「しなければならない(べき論)」を洗い出し、その洗い出したものに対して、一つずつ「本当にそれを私はしたいと思っているのか?」「もしも、それをしなくてもいいのであれば、本当はどうしたいの?」と、問いかけ続けることです。

そうやって、本当の自分と向き合う時間を意図的に作っていくことは、とても大切なことだと思っています。

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