中国人が日本を嫌う原因は“憧れと嫉妬”。反日の裏にある「理想郷」という思い

 

日本人はウイグル人と同じくらいお人好しなので、日本が住みやすい国であることは、事実なのでしょう。その新疆ウイグル自治区では、中国に騙されて自治区となったために、100万人とも言われるウイグル人が強制収容所に収容されています。

「我が闘争」の中で日本人を二流民族とこきおろしていたヒトラーと組んだ日本人は、現代社会も反日教育を続けてきた中国に日中友好の名のもとに政府開発援助(ODA)で資金援助し続けてきました。邱永漢は「まだまだ騙せる日本人」と表現していましたが、お人好し日本人はそれだけ素晴らしい存在なのです。

米中対立の中で、お人好し日本人がどのように立ち回るのか、興味深いですが、その対応が日本の未来を決めるのでしょう。

石さん、良い本をありがとうございました。

【この本で私が共感した名言】

魏志倭人伝…高句麗については「男女の風俗は淫らである」と書かれたのに対し、日本人については「倭人の風俗には節度がある」(p38)

1990年代から江沢民政権の行った反日教育の結果、日本を憎んだり嫌悪したりする中国人は現に多くいよう(p4)

【私の評価】★★★★☆(82点)

<私の評価:人生変える度>
★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)

image by: Shutterstock.com

本のソムリエ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで』

『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで』

著者/本のソムリエ(読書普及研究所代表)

1ヶ月30冊の本を読んでみませんか?「本のソムリエ」が、一日一冊のビジネス書、新書、文庫、小説のポイントを紹介します。定番書評メルマガ。 ■読者の声 ・本当に人生を変えてくれるような本を続々と紹介してくれます。 ・私の人生において、このマガジンの果たした功績は計り知れない。 ■読者投票による受賞歴 ・2016まぐまぐ大賞第3位!(知識・ノウハウ) ・2015まぐまぐ大賞第2位!(知識知恵・人生哲学) ・2014まぐまぐ大賞第2位!(ニュース・情報源)

  •  この著者の最新記事をメールでお届け

  • 規約に同意して

print
いま読まれてます

  • 中国人が日本を嫌う原因は“憧れと嫉妬”。反日の裏にある「理想郷」という思い
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け