日本郵政は“腐敗のデパート”。郵便局長が顧客情報を政治活動に流用、横領に詐欺や投棄…止まらない不祥事の数々

2022.01.24
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by tututu
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郵便局員らによる不祥事が続いている。全国の郵便局長104人が業務で知り得た顧客1318人の個人情報を政治活動など業務以外で不適切に流用していたことが発覚、さらに郵便物約7000通を雑木倫へ捨てた疑いで配達員が逮捕される事件も起きている。なぜこうした不祥事が立て続けに起きているのだろうか。

全国の郵便局長が顧客情報を政治活動に流用

全国の郵便局長らが会社経費で購入したカレンダーを国会議員の支援者らに配布していた問題で、日本郵便は21日、104人の郵便局長が顧客情報を不適切に利用していたと発表した。NHKなどが報じた。

発表によると、氏名や住所といった個人情報が旧特定郵便局長らでつくる任意団体「全国郵便局長会」(全特)に流用されていたという。

104人の郵便局長はゆうちょ銀行やかんぽ生命を利用する1318人の顧客の住所・氏名を全国郵便局長会が推す参議院選挙の候補者を支援する政治活動に利用。情報は郵便局内で扱う荷物のラベルやカタログ販売の申込書の控えなどから得ていたという。

このうち、31人の局長は顧客の了解を得ずに490人の顧客の情報を局長会側に提供し、また73人の局長は828人の顧客情報を使って自宅訪問や電話で支援を呼び掛けていたとしている。

日本郵便は月内にも、連絡先が特定できた一部顧客に書面で事実関係を通知して謝罪する。日本郵便は「お客様情報の不適切な取り扱いが発生したことは誠に申し訳なく、深くおわびします」とした。

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横領に詐欺、郵便物の投棄…日本郵政の腐敗組織

郵便局関係者による不祥事はこれで終わらない。

日本郵便中国支社は20日、防府市の郵便局の元局長が顧客の貯金計約8800万円、さらに自局の金庫からも300万円を横領し、合計約1億1000万円を横領していたと発表した。

40代の男性局長は2018年1月~昨年11月、顧客5人に「貯金を運用させてほしい」と持ち掛け、通帳を預かって暗証番号を聞き出し金を無断で引き出したという。

横領と補填(ほてん)を繰り返しているため実損額は約4700万円だとしたが、社内調査に対して元局長は「借金返済のためにやった」と認めている。

また、今月18日には、新型コロナのワクチンの接種券など役7000通の郵便物を雑木林に捨てたとして、大阪の郵便配達員(20)が逮捕された。

警察によると16日の夕方、郵便局からおよそ1.4km離れた雑木林に、配達する予定だった郵便物およそ7000通を捨てていたといい、目撃した通行人の警察への通報によって発覚した。

郵便物は買い物袋など13個の袋に入った状態で捨てられ、なかには新型コロナのワクチンの接種券のほか、はがきや封書が入っていたという。逮捕された20代の配達員は調べに対し、「配達するのが面倒になった」と供述し、容疑を認めている。

郵便局への「信頼」を逆手に取った数々の悪行。旧特定郵便局の特権制度を改革しなければ不祥事はなくならないのだろうか。

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顧客データの政治利用、勝手な預金引き出し、郵便物の投棄…耳を疑うようなニュースばかり。このままでは郵便局の信頼は地に落ちることとなりそうだ。

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