マツコも呆れ果てた。いじめの証拠を突きつけても取り合わぬ腐った学校

 

編集後記

以前、マツコ・デラックスさんに「学校が取り合わなかったら証拠あっても無駄じゃない」というコメントをもらいました。

確か、『5時に夢中』の取材を受けてのときだったと記憶しています。その時、私は率直に「マツコ・デラックスさんは、いきなりズバリ本質か!すげーな、この人」と感じました。

事実として、調査で苦労することもありますが、ほとんどのいじめ事案は、すでに不登校になっていて、新規の証拠が取れない状態であったり、開示請求などを進めて証拠の整理や分析をしつつ、保護者などと同行して交渉の際に意見をして、いじめ対応のテーブルにのせるということの方が圧倒的に多いからです。

つまり、学校や教育委員会への対応に苦慮することの方が圧倒的に多いというのが、活動の実態であるのです。

ただし、そうした対応には必ず証拠類が必要になります。そういう意味で、一般的にイメージしやすい尾行や張り込みみたいな調査はいじめ調査においてはそれほどする機会は少ないものの、情報収集や聞き取り調査という総体的な調査は要になります。

ですが、確かに、証拠をいくら出しても、上から下まで腐ってら、ということもあります…。

やはり、マツコ・デラックスさんの本質ズバリ!に一本取られちゃいますね。

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image by: KenSoftTH / Shutterstock.com

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
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