内村光良にみる“リーダー論”。「誰よりも汗をかく」理想の上司ナンバー1の秘密

 

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

誰よりも一番「汗」をかく

内村は年齢を重ね、芸能界においてそのポジションが上がっていっても、いつまでも「自分もやりたがる」

内村はたとえ相手が出演者であろうが、プロデューサーであろうが、照明のスタッフだろうが、衣装の助手だろうが、それぞれの存在に全くと言っていいほど「差」をつけない。というより内村の中にそこに「差」が存在しない

「チームにおいて、内村さんはリーダーとしてもちろん先頭にもいる。でも、時に一番後ろにもいたり、僕らの真横にいたりするんです」(飯山直樹氏)

内村の周りのスタッフや関係者は「内村が目指す番組づくり」のために働いているが、決して「内村の目的や出世」のために働いているのではない、という感覚をみなが持っている

内村は周囲に「緊張をさせない人」

「内村さんは、相手に考えさせるんですよ。監督として『自分はこうしたい』というプランを当然持っているのですが、一度周りの人にも意見を聞くから、一緒に仕事をしていて、“いつ球を渡されるか”という緊張感がいつもあります」(栗谷川純氏)

いつも同じメンバーだけで仕事をしない

リーダーはたとえ「答え」が見えていても、それを1から10まで説明せず、3くらいしか言わないほうがいい。さすれば、残りの7はチーム全体が想像しようとしてくれる。そしてここでもう一つ重要なのは、その「3」の中に、課題に対する解を導きだすヒントとなる“本質”を含めること

「今日は機嫌が悪い」をつくらない

「内村さんは昔から終始変わらず『俺も売れたい』という発想の人です。誰が売れていようが、それはすごく良いことだねって素直に心から思っていて、『じゃあ俺も売れよう!』と考える」(飯山直樹氏)

Clubhouseでご紹介いただいた本ですが、リーダーとしても、プレイヤーとしても学びの多い内容で、ぜひおすすめしたい一冊です。

新書なので、スキマ時間の読書にもおすすめです。

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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