この「スイフト制裁」のニュースが世界を駆け巡った後の株式市況はどうなるでしょう?せっかく反発した日経平均やニューヨークダウが、再び大暴落しなければ良いのですが。こうして不況とインフレが世界の経済を混乱に陥れれば、ますます第三次世界大戦は現実味を帯びてきます。
プーチンやロシアを悪役に仕立て、彼らの暴虐ぶりを繰り返し報道し、悪夢のような「物語」を人々に植え付け、彼らへの敵意を蔓延させることは、こうした「破滅への道」に追い込むための「地ならし」なのです。
恐怖や憎悪に駆られた大衆は、判断力を失い、後先も考えずに「制裁」や「報復」の発動を要求します。
それがどんな結果につながるかを考えもせずに。
貴方はお分かりのことと思いますが、私はプーチン大統領やロシアの味方をしているのではありません。
私も独裁者は嫌いです。
ただ、民主主義が「衆愚政治」に陥る時、そこでは「自由」も「正義」も「美意識」も生きて行くことができなくなります。
プロパガンダ機関と化したマスメディアの洗脳と扇動に乗せられて主権者である国民が右往左往し、結局は、官僚組織が準備した同意書に訳も分からずメクラ判を押してしまうような状況は「衆愚政治」以外の何ものでもありません。
現に、治験すらも済んでいない得体の知れない薬物、それも多くの学者や専門家が危険性を訴えている薬物を、国民の8割が進んで接種するなどという状況は、まさに「衆愚政治」が生み出した「集団催眠状態」と言えるのではないでしょうか。
そして、そうした衆愚政治の裏では、可愛げのない悪人共が冷酷な陰謀を巡らしていると、相場は決まっているのです。
独裁者は嫌いだなどと言いながら、もっと悪賢い「影の支配者」たちにまんまと操られてしまったのでは間抜けも良いところ、バカ丸出しではないでしょうか。
そうした状況から一歩引いて、冷静に現状を見据えるためには、長い時間軸の上で、幾つもの異なる見解を擦り合わせる必要があります。
そのために、メジャーなマスメディアが提供してくれない情報に敢えて接触しているというわけです。
少しでも真実に近づくためには、「へそ曲がり」も必要なのです。
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