議員宿舎の家賃値下げに「ふざけるな」国民激怒。3LDK 82㎡の赤坂“タワマン”が12万円、優遇され過ぎの特権を剥奪せよ

2022.03.17
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by たいらひとし
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東京・赤坂にある衆議院やその家族が住む議員宿舎の家賃が、来月から約1万3000円値下がりすると分かった。 家賃は現在の月額13万8066円から、約1割引き下げられ12万4652円となる。 赤坂という超一等地にあることから「安すぎる!」「優遇されすぎ!」とたびたび指摘されているが、今回の値下げでさらなる批判が続出し、国民の不満は爆発寸前となっている。

議員宿舎という名の“格安”タワーマンション

菅前首相も住んでいることでも知られ、岸田首相も昨年12月11日に公邸へ引っ越すまで住んでいた赤坂の議員宿舎は。

広さは82㎡で間取りは3LDK。 地上28階、地下2階といういわゆる“タワマン”で、さらに24時間看護師が常駐しているというハイグレードぶりだ。

2007年4月に入居が始まったが当時の家賃は9万2000円。周辺の相場からはありえないほどの“格安物件”だったが、2012年には建築から5年経ったという理由でさらに8万4378円に引き下げられた。

もちろん、国民がそんな議員特権を許すはずがなく批判が殺到。2014年3月に国家公務員の宿舎の賃料の引き上げにともない、約2割引き上げられ10万2298円になった。もちろんこのような微々たる値上げは、「ちゃんと家賃を上げしましたよ」というパフォーマンスにしかすぎない。

ちなみに全国の賃貸物件を検索できるサイト「DOOR 賃貸住宅物件情報」によると、同じ赤坂地区で3LDKの物件を借りた場合の家賃の平均は約60万円。しかも、3LDK物件の平均面積は約60㎡で80㎡の物件はほとんどなく、それ以上の広さになると家賃100万~130万円の高級物件になった。また購入しようとした場合は1億円どころの騒ぎではない。

では、今回引き下げられた金額、約12万円だと赤坂ではどのような物件に住めるのか。実際に探してみると、ワンルームマンションしか出てこず、3LDKは皆無。いかに国会議員が優遇されているかがわかるだろう。

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国民には厳しく自分たちに甘い国会議員の横暴

コロナ禍で経済が落ち込み、失業者が増えて国民が苦しむ中なぜこのタイミングで議員宿舎を値下げしなければならないのか?

実は議員宿舎の家賃は国家公務員宿舎の規定により築年数に応じて単価が値下げられる規定があり、今回は築15年が経過したことによる値下げということになる。

ルールではあるものの、赤坂の周辺相場から考えて、そもそもの家賃設定がおかしいのだ。

1万3000円の値下げなど、国会議員には大した金額ではないだろうが、庶民にとって1万3000円は重い。電気料金やガスの値上げであっという間になくなる。

国民民主党の伊藤孝恵参議院議員が自身のYouTubeチャンネルで2021年、家族で暮らす1983年にできた麹町の宿舎の中を紹介している。築年数は古いものの、面積66㎡の2DKで家賃は3万1057円。麹町という、東京の超ど真ん中の立地であり得ない安さだ。

庶民的な部分を見せようとした結果、むしろ国民との認識のズレが明らかになってしまった典型で、国会議員がいかに庶民の生活ぶりを理解していないかおわかりだろう。

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なぜ国会議員の周りでは国民の神経を逆なでるようなことばかり起きるのか。今回のニュースで国民が抱いた感情は「ふざけるな!」の一言だ。当たり前のように思っている国会議員の特権。自分たちがどれだけ優遇されているのか、しっかりと検証する必要があるだろう。

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