中国人は“中国”をどう見ているのか?若者たちの間で起きているリアルな出来事

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日本人が思い描く中国のイメージがあります。しかし、その情報はもう古いかもしれません。特に中国人の若者たちの考え方はまったく異なるようで、それを踏まえてこれからは隣国と接する必要がありそうです。そこで今回は、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の中で、“中国人が見る中国”について詳しく紹介していきます。

これは必読⇒『いま中国人は中国をこう見る』

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いま中国人は中国をこう見る

中島恵・著訳 日本経済新聞出版

こんにちは、土井英司です。本日ご紹介する一冊は、現在売れ行き好調だという中国考。

著者は、北京大学、香港中文大学に留学し、新聞記者を経てフリージャーナリストになった中島恵(なかじま・けい)さんです。

これまでにも『中国人エリートは日本人をこう見る』『中国人のお金の使い道』などの書籍がありますが、本書は特に面白い。

※ 参考:『中国人エリートは日本人をこう見る

※ 参考:『中国人のお金の使い道

コロナによって米国への過大評価を修正した話や、中国人が考える幸福、過度な教育熱を抑えるよう政府が動いているという話、高まるナショナリズム、Z世代が日本語を学ぶ理由など、興味深いトピックが目白押しです。

いずれも著者が丹念に取材し、中国人から直接得たコメントが載っているので、現地の感覚がよくわかると思います。

ビジネスパーソンにとっては、中国のビジネストレンド、中国人とビジネスをする際の注意点、商慣行の違いなどがわかる、実用的な一冊。

コロナ禍における最新の中国トレンドがわかる本ということで、押さえておくといいと思います。

若者の間に広がるタンピン(寝そべり)主義、昭和レトロブーム、日本語熱の高まりなども、これから消費につながる動きとして、知っておきたいところです。

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