“青森の神様”が助言。性格を変えたい人が大切にしたい2つのこと

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長い時間かけて形成された自分の性格を変えるのは難しいもの。それでも「この性格を直せたら人生は変わるかも」と欠点に向き合おうとしている人にアドバイスを送るのは、“青森の神様”と呼ばれ、ベストセラーを数多く世に送り出している作家の木村藤子さんです。今回のメルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』で木村さんは、性格を変えようとしている人たちが諦めてしまうありがちなケースを紹介。理想にがんじがらめにならず、2つのことを意識すれば、少しずつ確実に変わっていけると伝えています。

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価値観という自分だけのモノサシ

みなさんは生きていく上で、自分だけの価値観(ものさし)を持っているでしょうか?

たとえば、「映画を見る必要はない」という価値判断が自分の中にあれば映画を見ることはないでしょう。この「映画を見る必要はない」というのはあくまで自分の価値判断であって、それが正しいということではありません。つまり、価値判断というものは「正しい」「正しくない」を決めるものではないのです。

森羅万象すべてのものはうつろいゆき、とどまるものは何ひとつありません。個々人の価値判断というものも、時代や年齢によって変化していくものです。

自分の価値判断をどこに置くかで、それが生きていく意味になったり、人生の指針になったりもします。しかし時に、その価値判断にとらわれるあまり、がんじがらめになってしまうこともあります。今回、私がお伝えしたいことは、「柔軟性」、「バランス感覚」といったものが非常に大切なんだということです。

自分の性格の欠点を直していくうえでも、この柔軟性、バランス感覚というのは必要になります。

性格を直すとき、まず目標を決めます。「プライドの高い自分を変える」「素直な人間になる」などなど。ここで注意したいことは、性格の欠点を直すというのはそうなのですが、100%プライドの高くない人間、100%素直な人間というのはほとんどいないということです。また、100%目的とする人間にならなくとも、50%にバランスを変えるだけでも、人生は好転するのです。

たとえば、高すぎるプライドが自分の不幸の原因となっているとき、日々の努力によってちょっとずつちょっとずつ変えていこうとします。そして、高すぎるプライドを持っている自分を意識することで、いつもならプライドが邪魔してしまうところでも、踏みとどまってこれまでとは違う言動ができたとします。

しかし後日、以前と同じようにプライドが邪魔をしてしまい、間違った判断をしてしまいます。そうすると、非常に落ち込んでしまうと思います。「この前はプライドを抑えることができていたのに…」と。現にそういった相談はとても多いです。

しかし、一度高いプライドを抑えることができたからといって、そのままスムーズに変わることができるというのは稀です。一歩進んで二歩下がるじゃないですが、人生とはそういうものなのではないかと思います。一歩ずつ一歩ずつ、しかし着実に前には進んでいく。その前進している自分自身を、まずはきちんと認めてあげること。これがとっても大切なことなのです。

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