各界の抵抗も激しい。「憲法を考える弁護士会」などは市民1万人請求人団を募集し、憲法裁判所に憲法訴願を出すことにした。「社会正義を願う全国教授の会」も法案通過次第、違憲訴訟を起こす計画だ。一部の市民団体は、国家人権委員会に緊急救済措置を申請する陳情書を出した。大韓弁協などは検捜完剥を批判する「市民フィリバスター(無制限討論)」を展開しており、経実連(経済正義実践市民連合)などは検捜完剥に対する国民投票の実施を求める大統領府請願を出すことにした。
にもかかわらず民主党が同法を強行すれば、主権者である国民を無視する反民主政党であることを自ら宣言することになる。国民がこのような暴挙を犯せという意味で180もの多数議席を作ってやったとでも思っているのか。
文大統領も圧倒的な国民反対世論をよく知っているだろう。検捜完剥法案に拒否権を行使しなければ、自分の不正を覆い隠すために反民主的法案を公布し、国の根幹を覆した大統領という汚名を永遠に消すことはできないだろう。それでも文在寅はこの法案に対して拒否権を行使せず、公布するものとみられている。善人フレームを装いながらどこまで卑劣な奴なんだろう。「月にかわっておしおきよ」のセーラームーンが必要の時だ。
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