大手独占の「宅配寿司」で成長中の企業はどんな努力をしているのか?

 

小商圏で徹底的に勝ち切る

小商圏で徹底的に勝ち切るには一つポイントがあります。それは「利用頻度」を如何に最大化できるかです。有効顧客数が多かったとしても利用頻度が低いと売上は伸ばせませんし、同時に競合が来たときに負ける可能性があります。

「○○だったら絶対にここ!」と思われるための施策が非常に大切になってきます。そのためこちらでは「家族の行事」を徹底的にフォローする事にしました。

【子供の行事】
お宮参り・お食い初め・初節句・一升餅・七五三・入園・卒園・入学・誕生日など

【法要の行事】
通夜・四十九日・一周忌・三周忌・七周忌・初盆・お彼岸

【家族の行事】
正月・GW・夏休み・年末・結婚記念日
などなど。

日常の特に何もない時期で利用頻度を高めるのはとても大変です。だからこそ、まずはイベントで使って頂く。そして馴染みのお店になっていく。それを徹底して行うことにしました。

ではそのデータを取得するのは?ここはめちゃくちゃにアナログです。「配達時にお伺いする」です。色々とデジタルの取り組みも行いましたが、お声がけを越す分母拡大はまだ見つかっていません。

そのため、ここの接客力強化を徹底されたのは、こちらの企業の強さだなと思います。

外食・デリバリー企業への支援を通じて得た一次情報が毎週届く堀部太一さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

image by: Shutterstock.com

堀部太一この著者の記事一覧

関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ 』

【著者】 堀部太一 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】

print
いま読まれてます

  • 大手独占の「宅配寿司」で成長中の企業はどんな努力をしているのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け