詰め込みすぎに要注意。気合を入れた計画ほど失敗しやすいワケ

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そして、目標達成のために大切なポイントがもう一つあります、それは、1週間に1日は、空白の日を設けることです。別に無理して休まなくてもいいのですが、その日は敗者復活日です。計画どおりに終わらなかった箇所を補う日にしてください。わたしは「ロスタイム」と名づけていました。そのロスタイムがあったから軌道修正ができたのです。

20%削ったところ、計画が簡単に達成できたらどうするか。そのときは、追加修正をすればいいのです。できなくて修正する計画と、できて修正する計画とでは大間違いです。

達成できずに修正するのは、負け犬気分。挫折とストレスを味わうことになります。自分にはやっぱりできないのだという敗北感。

逆に達成できて追加修正するのは、勝ち犬気分です。犬じゃない、カニでもない。俺はもっとできる人間なのだ!と自信がつきます。

修正を可能にするために、枠組みと日付はボールペンで、それ以外、つまり何をやるのかの項目はシャープペンシルで記入してください。

計画はあくまで予定です。目標を達成するための未来予想図なのです。その枠に縛られてストレスをためるものではありません。

人の気持ちは、計画通りにいかないもの。ほんの些細なことに左右されるのです。どんなにやる気に満ち溢れていても、気分良く目標に向かって行動ができる日ばかりとは限らないのです。

今日はやりたくない。そんな時は無理をしない。しかし、「無理をしないで」は全くやらなくていいと言っているのではありません。3分だけやりましょう!最初からやる気ないけど30分だけやろうと思うから気が滅入るのです。

3分だけ目次を読もう。3分だけノートを見直そう。3分だけスクワットと腹筋をしよう。

このように3分だけでいいので継続してください。すると、作業興奮が働き、気づいたら30分やっていたということもあります。

計画を20%削る、1週間に1日はロスタイムを入れる、どんな日も3分間だけやってみる。これが三日坊主を防ぐことに繋がり、予定通りの行動ができる鍵にもなるのです。

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みなさんの計画表は、本当に達成できる計画になっていますか?挫折を防ぐために一度見直してみましょう。これから新しく目標を立てる方は、ぜひこの3つのポイントを押さえて、夢の実現に向けて進んでいきましょう。

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