この本を読んでいるとき、安倍晋三元総理大臣が暗殺されました。詳細はまだわかりませんが、私が感じたのは、これまでマスコミは安倍晋三氏を報道によって抹殺しようとしてきたということです。つまり今回、暴力によって安倍晋三は暗殺され、マスコミは暴力は絶対に許されないなどと報道していますが、マスコミは推測と印象操作による政治的な抹殺をやり続けてきたということです。
左派メディアに「敵」だと認識されていた場合、彼らは一丸となって袋叩きにします…「安倍首相=悪」であるかのように、その人間性まで否定します(p5)
日本では直接手をくださなければ、イジメによる抹殺は罪にならないように、報道による印象操作や偏向報道はほとんど罪になりません。
「安倍の葬式はうちが出す」「安倍に言いたい。お前は人間じゃない、叩き切ってやる!」「アベ政治を許さない」と表現の自由の名のもとに報道されてきたことが、犯人の行動に影響を与えたのかどうか検証が必要だと思いました。
本当の問題は、こうした問題をアメリカ人である著者が声を大きくして表明しているのに、日本人は何をしているのかということでしょう。
もちろん多くの日本人が、朝日系やTBS系の番組を見ないようにしたり、スポンサーとなっている会社の製品を買わないようにしているかもしれませんが、それだけでは工作活動は何も影響を受けていないのです。もう少しマスコミについて学んでいきたいと思います。
ケント・ギルバートさん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★★☆(85点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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