話を戻して、なんで僕がスイスのジュネーブに向かうかというと、Team Labの猪子ちゃんがですね、初めてオペラの照明を演出するんですよ。もちろん、猪子ちゃんは世界に冠たるアーティストになってるわけですけど、スイスの伝統あるトゥーランドットというオペラの光の演出をするって、変換点じゃないですか。
それの初演ということで、猪子ちゃんも来ているということ、そして僕もたまたまパリにいる。
パリからジュネーブも飛行機で1時間くらいで、飛行機自体もLCCで飛べば、往復3万円くらいなので、ヒッピー宿泊まれば、スイス高いんですけど、1泊1万円くらいなので、じゃあ応援に行くじゃないですか。
そういう風にやっぱり誰かが、新しい冒険を踏み出した時に、パッと行って、パッと祝える人になっていく、っていうのが生き銭を使っていくことだな─と思います。
だから僕は、いろんな新しい展示会に行った時も、その展示会に初めて登壇された方に対して、いろんな情報をGIVEして、いろんな人を紹介していく。
そうすると、生き銭が回っていくし、今の生き銭って人と人のご縁だったりとか、自分の持っている経験だったり知識をペイフォワードしていくっていうのがすごく大事だと思うので、
みなさん是非、「死に銭一銭も使うな、生き銭惜しむな」という格言が楽しむヒントになればなと思います。
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