京セラも実践している『死に銭』を一銭も使わない方法とは?

Happy and shoutting arrogant rich kid boy millionaire sits with a bundle of money dollars cash in big luxury armchair while bills falling down from the sky. Money rain
 

話を戻して、なんで僕がスイスのジュネーブに向かうかというと、Team Labの猪子ちゃんがですね、初めてオペラの照明を演出するんですよ。もちろん、猪子ちゃんは世界に冠たるアーティストになってるわけですけど、スイスの伝統あるトゥーランドットというオペラの光の演出をするって、変換点じゃないですか。

それの初演ということで、猪子ちゃんも来ているということ、そして僕もたまたまパリにいる。

パリからジュネーブも飛行機で1時間くらいで、飛行機自体もLCCで飛べば、往復3万円くらいなので、ヒッピー宿泊まれば、スイス高いんですけど、1泊1万円くらいなので、じゃあ応援に行くじゃないですか。

そういう風にやっぱり誰かが、新しい冒険を踏み出した時に、パッと行って、パッと祝える人になっていく、っていうのが生き銭を使っていくことだな─と思います。

だから僕は、いろんな新しい展示会に行った時も、その展示会に初めて登壇された方に対して、いろんな情報をGIVEして、いろんな人を紹介していく。

そうすると、生き銭が回っていくし、今の生き銭って人と人のご縁だったりとか、自分の持っている経験だったり知識をペイフォワードしていくっていうのがすごく大事だと思うので、

みなさん是非、「死に銭一銭も使うな、生き銭惜しむな」という格言が楽しむヒントになればなと思います。

この記事の著者・尾原和啓さんのメルマガ

初月無料で読む

【関連】お金の奴隷になるな。“将来の不安”を可視化するために大事な2つのこと

image by: Shutterstock.com

尾原和啓この著者の記事一覧

IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 尾原のアフターデジタル時代の成長論 』

【著者】 尾原和啓 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月・木曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 京セラも実践している『死に銭』を一銭も使わない方法とは?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け