ひろゆき氏「統一教会を潰さなきゃ」の主張がトーンダウンする日本の大問題

 

公安調査庁の中、監視対象になっていた統一教会は、2006年の第一次安倍政権の時に公安調査庁の監視対象から外された。2015年、第二次安倍政権の時に統一教会の名前を変えた。統一教会の信者はお手伝いをするという形で政治家と仲良くなるらしい。そのやり方は巧妙で頭が良いとひろゆきは盛んに言っている。

今回参議院選で乙武さんが東京都から出馬した。選挙のポスターを貼る看板が東京都には10,000か所ほどあるらしい。その看板に選挙期間中の2週間ほど全部貼ったり剥がしたりという作業を一人では当然できない。そこで、無料で手伝ってくれる運動員っていうのを統一教会は貸してくれるらしい。貸してくれるというか、率先して手伝う。そして、選挙が終わったときに政治家と仲良くなって、政治家の名刺をもらうわけだ。

無料≪タダ≫で一日12時間ほど名簿から「今回の選挙はぜひ〇〇さんに一票お願いします!!」という電話を何百人もの信者がやってくれるのだから宗教団体とは知らずとも政治家にとってはとても有難い話となる。

そして、すぐには見返りを求めないものの、時間が経過したら「このイベントにぜひ一緒に出てください」「一緒に写真をお願いします」となって、お世話になったこともあって受け入れざるを得ない状況となって、それらがプロパガンダに流れていく。

ここに危機感を感じたひろゆきはYouTubeで拡散し続けた。それが7月20日あたり。「統一教会韓国に毎年500億円とか600億円とか被害者の多く出ているような宗教団体を野放しにするってありえないでしょ!!普通に日本にはいい国なってほしいと思うのであれば統一教会を潰さなきゃ!!」と。

「今のこの段階で無理だとしたら多分もうずっと無理!統一教会から日本を守る最後のチャンスはもう来ない。宗教の組織票というのが強くなってしまうので宗教の組織票を持っているところが政治家をバンバン作るっていうのが多分今後はもっと強くなると思うのでここで入れ替わるかどうかが決まるなと思っている!!」と言い続けた。

しかし、それから時間が経つにしたがって、ひろゆきのトーンが下がってきたのだ。要は、「今のインフルエンサーで騒いでいる人があまりいない」ということ。「テレビに出るジャーナリストで騒いでいるのが、有田さん。カルト宗教に対する反発があった江川紹子さんはもう少し騒ぐのかと思っていたが割と穏当な感じ」、としていた。

新進気鋭の若手の有名な芸能系の人で行くと東さんとか三浦瑠偉さんとか。あとは紀藤弁護士、山口弁護士などががんばっている。しかし、騒がれている割には「統一教会は良くないよね~」って言う人が全然増えない!!などとひろゆきが諦め節となっていた。マスメディアに関しても、信じられないような件もある。ひろゆきは続けた。

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