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三浦瑠麗とほんこんが匂わせ大炎上。なぜ壺サーの姫は「女ほんこん」に進化したのか?保守論客の蜜月にネットざわつく

旧統一教会をエクストリーム擁護して炎上した国際政治学者・三浦瑠麗氏(41)が、早くも新たな騒動に巻き込まれた。お笑いタレント・ほんこんこと蔵野孝洋氏(59)との“匂わせ”急接近が原因だという。ネット上での三浦氏の二つ名は「お壺ね様」「壺サーの姫」から「女ほんこん」へ。進化を続けるLullyにいま何が起きているのか?

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三浦瑠麗氏とほんこん氏の“匂わせ”疑惑とは?

三浦瑠麗氏は3日放送の『朝まで生テレビ!』(テレ朝系)で、「パチンコや競馬や酒も合法的に家庭を壊したりするので、実質、統一教会と同じようなもの」と発言。

視聴者から「旧統一教会問題を矮小化しすぎだ」「統一、勝共、笹川良一とくれば競馬じゃなく競艇だろ」など痛烈な批判を浴びた。

一方のほんこん氏は、バラエティ豊かな差別発言の数々で知られる杉田水脈総務大臣政務官(55)と親密ツーショット写真を撮影したばかり。

杉田氏からツイッターで「SNSでやりとりさせていただいたことはありますが、お会いするのは初めて」と熱烈なラブコールが送られるなど、人生最大のモテ期を迎えている。

そんな矢先に、三浦氏とほんこん氏の「ただならぬ関係」が噂され始めたというのだから穏やかではない。2人の“匂わせ”疑惑とは、いったいどのようなものなのか?

「“匂わせ”にもいろんな意味がありますが、三浦瑠麗さんとほんこんさんが男女の仲というわけではないと思いますよ。今回は色恋沙汰ではなく、純粋にこの両者があまりにも『似すぎている』ことに世間が気づきはじめた、ということなんです」(週刊誌記者)

そう説明するのはネットの流行ネタに詳しい記者だ。実際に編集部でSNSを確認したところ、

《誰かに似てると思ったらほんこんさんだ》

《三浦瑠麗=女ほんこんは言い得て妙》

《三浦ルーリーの吉本入りは近い》

《女ほんこんはパワーワードすぎて草》

など、2人の類似性を指摘する投稿は増加の一途。11日現在、SNS上では三浦氏の異名として「女ほんこん」がすっかり定着している。

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なぜ三浦氏は「女ほんこん」と呼ばれるのか?

だが、美人風論客としてオジサン世代に絶大な人気を誇り、テレビでも引っ張りだこの三浦瑠麗氏と、後輩芸人への説教が多いとされ「吉本ブサイクランキング」で殿堂入りしたこともあるほんこん氏では、周囲に与える印象は大きく異なるだろう。

社民党の福島瑞穂党首(66)が7月、ニコニコ生放送の参院選特番で安倍元首相と旧統一教会の関係に言及した際、批評家の東浩紀氏(51)が「あのーこれさぁ…自民党は統一教会と関係しているからこのようなテロを招いたっていうことを言った!?」と激昂したのは記憶に新しい。

あのときは三浦氏が「ほぼそれに近い」と合いの手を入れたことで、東氏も咄嗟に「これは大変な発言ですよ!」「これとんでもねぇ話だなぁこれぇ!?」とイキり散らすしかなくなり、散々な結果となってしまった。

しかし、もし隣にいるのが三浦氏ではなくほんこん氏だったら、もう少しマシな展開もあったのではないか。相手がほんこん氏なら「壺サーの姫ルーリーの前でいいところを見せたい」という男の下心は生じないからだ。

両者にはこれほどの違いがあるにも関わらず、それでもなお、三浦氏とほんこん氏が「似ている」と言われる根拠はいったい何なのか?

「三浦さんとほんこんさんは、顔が似ているというだけではありません。この2人はもともと、安倍政治や統一教会問題、国葬問題などに対するスタンス、政治思想がかなり近いんです。それらの共通項が最近の炎上騒ぎで“再発見”され、ネット上で急速に拡散されているというのが今の状況でしょうね」(前同)

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女ほんこんとほんこん氏、浮かび上がった共通点

前出の記者氏によれば、三浦瑠麗氏とほんこん氏には、「安倍元首相を過剰にヨイショする」「統一教会を意味不明の論理で擁護する」「英女王の死去で弔問外交としての意義を失った安倍元首相の国葬儀になぜかすごくポジティブ」など、複数の共通点があるという。

そこで、あらめて2人の特徴を整理したところ、瓜二つと言っても過言ではない“相思相愛”ぶりが浮かび上がってきた。

なるほどこの匂わせ具合なら、「女ほんこん」呼びがすぐさま定着したのも無理はない。「女ほんこん」の称号には、和製ロナウドや小野伸二2世をも凌ぐ強い説得力がある。

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さらに実はこの2人、政治スタンスだけでなく、根本的な“芸風”の面でもかぶっている部分が多いようだ。

三浦氏とほんこん氏の致命的な芸風かぶり

三浦瑠麗氏とほんこん氏の“芸風”がかぶっているとは、具体的にはどういう意味か。先の記者は次のように指摘する。

「芸風かぶりで多くの人が思い浮かべるのは、根拠のない“上から目線”でしょうね。2人ともかなりの自信家ですよ。

三浦さんは、共産党のジャイアンこと香西かつ介さんに統一教会擁護のツイートを批判された際、『せめて文章を読めるようになってからひとに話しかけるようにしてください』と逆ギレしてすごみました。

また、ほんこんさんも、ワニブックスの『ツイッターの使い方』の企画で『計算に基づいた数字的な根拠を出してツイートすること。文系だと感情論でツイートする方も多いけど、ツイッターは理系のやり方でやった方がいいと思います。そしてフェイクに騙されない。これが一番大事やね』と講釈しています」(前同)

確かに2人とも、自分自身の知的レベルに相当な信頼を置いていることが伺える。だが残念なことに、その自信に見合うだけの能力を持ち合わせていない点まで共通しているのだという。

「三浦さんは、大喪の礼を“たいものれい”と誤読したり、村八分を“葬儀にすら協力しない仲間はずれの状態”という誤った意味で用いたり、過去にはHongKongを“HonKon”と書き間違えるなど、基本的な国語力に難があるのかもしれません。日頃のツイートも難解かつ空疎なものが多く、正直何を言いたいのかサッパリわからない(笑)あれでよく他人に『文章を読めるようになれ』なんて言えるものだ、という声が上がっています。

ほんこんさんも、安倍氏銃撃事件の直後、近隣ビル屋上の“スナイパー小屋”からの狙撃説を唱えて大ひんしゅくを買いましたからね。複数犯人説はともかく、さすがにスナイパー小屋はまずかったでしょう……。『フェイクに騙されるな』と言いながら、自分自身が陰謀論の真っ只中に突っ込んでしまった形です。

もっとも、ほんこんさんの場合、最終的にビルを管理する不動産会社にきちんと謝罪しました。その点は三浦さんよりも、よほど大人と言えるかもしれません。さすがは年の功だと思います」(前同)

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三浦氏×ほんこん氏の大晦日ビッグ対談は実現するか

三浦瑠麗氏の難解なポエムツイートと、ほんこん氏のいまいち笑えない政治ツイート。前者は何を言いたいのかサッパリ伝わらず、後者はストレートに「おもんない」という違いはあるものの、やはり両者の芸風には通底するものがありそうだ。

れいわ新選組の政治家でタレントのやはた愛氏(35)は、三浦氏の難解なツイートを「天気予報」に例えて皮肉っているが、これは誇張でも何でもなく、三浦氏の芸風を端的に表すものとしてネット上では高く評価されている。

もしも「三浦瑠麗お天気お姉さん」だったら

「台風がこれから北上するか南下するかが問題ではなくて、上か下かをやいのやいの言ったところで一般市民には雲の上の出来事にしか思えないわけだから、ここは梅雨前線のボーダーラインをはっきり見える化してあげてですね、それって右なのか左なのかってところが、左なら大雨だし、右なら強風だしってところちゃんとお伝えしておかないと、なんかへんなことになっちゃうんですけど、中心気圧は930ヘクトパスカルって昔だったらあり得ない数字が今年だけでもう何回も出てるわけですから、気象庁の予測も概ね共感しますけど、二つだけ大事なところを見落としてると思うんですね…そこんところ踏まえながら各地の天気を見て行くとですね…」
出典:やはた愛 公式ツイッター

三浦氏にかかると、「台風のときは、川や田んぼの様子は見に行かないほうがいいよ」というシンプルな話が、ここまで理解不能になってしまうわけだ。

それもあってかネットでは一周回って、三浦氏×ほんこん氏の「大晦日ビッグ対談」に期待する声も上がり始めている。

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「壺サーの姫」から「女ほんこん」に大進化を遂げた三浦瑠麗氏は、年の瀬の夢舞台で私たちにどんなチャンスを与えてくれるのだろうか?今後もLullyの一挙手一投足から目が離せない。

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image by: 防衛大学校ホームページ, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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