三浦瑠麗が“統一教会エクストリーム擁護”で大炎上。壺サーの姫lullyに誤算、韓国カルトと仲良し「日本の保守」が抱える矛盾とは?

2022.09.05
by たいらひとし
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3日深夜放送のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」に出演した国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が、旧統一教会を「パチンコや競馬や酒と同じ」などと“エクストリーム擁護”して大炎上している。さらに安倍元首相の国葬に関しても「戦争で自衛官が亡くなっても国葬できないのか?」などと、これまた独特な“論点ずらし”をおこなって国葬を強く支持した。「踏み絵には屈しない」とどっちつかずの発言で統一教会との関係をはっきりさせていない三浦氏だが、これらの言動が「壺サーの姫」などと呼ばれてしまう理由であることに気づいているのだろうか……。

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朝まで生テレビでも統一擁護、国葬賛成を押し通す

3日の「朝生」は、「激論!ドーする?!岸田政権~国葬と政治不信~」と題して、安倍元首相の国葬の是非と、統一教会と政治との癒着問題が討論された。

その番組内で三浦氏は、統一教会による霊感商法によって家庭崩壊に陥った被害者家族のことを、

「パチンコや競馬や酒も合法的に家庭を壊したりするので、実質、統一教会と同じようなものです」

などと、ギャンブル依存やアルコール依存と統一教会の霊感商法を同一視して、モロに統一教会の今までの所業を擁護するという荒技に出た。

このムリヤリな擁護に、ネット民は総ツッコミ状態。「統一教会を擁護するにしても、さすがに無理があるだろ」「合法的という言葉のチョイスがサラッと出てくる時点で統一教会がいかがわしい集団だと内心では理解している証拠」などさまざまな意見が投稿されている。

ひとつ前の議題だった「安倍元首相の国葬問題」についても、

「戦争で自衛官が亡くなっても国葬できないのか?」

と、またも強引に戦死した自衛官と統一教会信者の家族に撃たれた安倍元首相を同一視。「強力なファンから出てきた“国葬にすべき”という意見を否定する根拠は?」と、逆に国葬にしない理由がないと主張し始める始末。

国葬に反対する声を「(投入される税金の)金額よりも『特別扱い』に対する反感」だと持論を展開した。

まるで統一教会と生前の安倍元首相との疑惑が何もなかったかのような発言の数々に、有識者からも反発の声が上がっている。

「障がいは前世からの罪」養護学校の保護者に近づき勧誘する統一教会信者

まるで、かつてのナチスドイツのような優生思想を持ち、それを利用して勧誘活動をおこなっていたのが、統一教会である。

母親が統一教会に勧誘されたというある女性の告白によると、障がいを持つ姉妹が通っていた養護学校の近くにたむろって勧誘活動をおこなっていた統一教会信者について回想。信者たちは「障がいは前世からの罪だ」「障がいを持って生まれたことは、前世で悪い行いをしたその罪が現世に現れてしまっている証拠」などと言って、女性の母親を勧誘していたという。

統一教会の信者たちは、意図的に養護学校の保護者たちをターゲットにしていたということである。

アダム・韓国にエバ・日本が金を貢がされることを黙認する保守派たち

そんな恐ろしい勧誘活動をおこなっている統一教会の教義では、韓国が「アダム国」、日本が「エバ国」となっており、「エバ」の日本はひたすらアダムである韓国に仕え、金銭を貢がなければならないことになっているという。

普段は韓国に対してヘイトとも言うべき発言を繰り返している保守派の論客たちは、こんな教義を持つカルト団体をなぜ擁護し続けるのだろうか?そして、安倍元首相をはじめ、自民党の多くの議員たちが統一教会と関係を持っていたことが明らかになった今、なぜ大きな声をあげないのだろうか? 彼らの行動や言動には「大きな矛盾」を感じざるを得ない。ここまで擁護し続ける保守派の論客たちには、隠さなければならない事実でもあるのだろうか?

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