橋本環奈の大みそかは「毒入り危険日」紅白司会ハシカンが要求される“見返り”とNHKの思惑とは?

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橋本環奈さん(23)は、なぜ今のタイミングで第73回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に大抜擢されたのでしょうか?朝ドラヒロイン勢の黒島結菜さん(25)や上白石萌音さん(24)、『鎌倉殿』の新垣結衣さん(34)を差し置いてのサプライズ起用に、業界では「絶対毒が盛られている……」と心配する声も。ハシカンの事務所やNHKの思惑とは―― 芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

橋本効果で視聴率40%超も「毒が盛られている」

今年の『第73回NHK紅白歌合戦』紅組MCに橋本環奈がキャスティングされ、芸能界は大騒ぎです。

NHKに対して目立った実績も貢献もしていない橋本が選ばれたわけですから。

例年にない慣習破りのサプライズに、テレビ関係者の中には“このキャスティングだけで視聴率が40%越えるんじゃ…”と口にする輩もいます。

確かに大泉洋のあの軽妙なトークに、橋本の底抜けの明るさが加われば、大晦日のチャンネルはNHKに…という気持ちになってしまいます。

このサプライズ、間違いなく効果がありそうですね。

しかしこのキャスティング、口の悪い芸能マネージャーの中には“絶対毒が盛られている…”と、頑なに主張する輩もいるのです。

私が“誰に、どうやって毒を盛ったのか”と問い質したところ、“いやいや…”と急に呂律が怪しくなり、はっきりとは答えてくれませんでしたけれど、その目は少しも笑っていませんでした。

この手のイベントやドラマのキャスティングで、アッと驚く名前が突然出ることがあります。

今回の橋本がそうだとは言いませんが、“なんで〇〇が?”と思うようなキャスティングがたま~~にですがあったりします。

そんな時は表立った場所ではない所で手が回された…毒が盛られたとみて間違いないでしょう。

実際、テレビ局幹部の中には今でもマネージャー相手に公然と“見返り”を要求する強者もいると聞きますから、毒を盛った話も決して笑い話だけでは済まされないでしょうね。

5月には決まっていた?ハシカン起用の“予兆”

“紅組MCに橋本環奈”で私がすぐに思い出したのは、今年のゴールデンウイークにオンエアされた、舞台『千と千尋の神隠し』の密着ドキュメント番組でした。

当時、全くの偶然ですが、細部まで目を皿のようにしてこの番組を見ていました。

橋本と上白石萌音のふたりを、墨田区内にある稽古場での顔合わせから追いかけていた番組ですが、その時私は“東宝の商業舞台作品を、どうしてNHKが手間暇かけて大きくプロモーションするんだろう…”と疑問に思ったことが、あたかも昨日のことのように思い出されます。

45分の番組は、舞台初体験の橋本が少しづつ成長する姿を捉えていました。
それはまるでオードリー・ヘップバーンの『マイ・フェア・レディ』の世界でした。

この段階で『千と千尋~』の残り公演チケットはゼロ…完売状態でしたから、私の中で“チケットを売るためのプロモーションでもないのに、なぜ…”は消えませんでした。

あれから5ヶ月…結果的にあの番組は“紅組MCは橋本”の予兆だったわけです。

今回のサプライズで、橋本の女優としての格付けがアップすることだけは間違いないでしょう。

下世話な話ですが、ドラマや映画、バラエティ番組の出演料が跳ね上がるのは間違いありません。

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