最悪な「教師ガチャ」を引いてしまった生徒たちが追い込まれる日本の悲劇

Old fashioned angry teacher holding stick in classroom
 

また、9月29日に、NHK NEWS WEBで、滋賀県の野洲市で、教師が“無視しよう”と、小2児童へのいじめを扇動したというニュースが流れました。

滋賀県野洲市の市立小学校の50代の教諭が担任する児童について、「無視しよう」などと不適切な言動を繰り返し、子ども同士のいじめを引き起こしていたとして、学校が担任を交代させていたことがわかりました。学年主任を務めていた男性教諭は、2年生の男子児童の質問に対して、「本当に言葉を知らんな」とか「無視しよう」などと繰り返したということです。これによって、ほかの児童も「無視しよう」、「言葉を知らないくせに」などと発言するようになり、いじめにつながったということです。さらに、教諭は、「発達障害なので検査を受けるべきだ」などと発言したという。

とんでもない教師が全国にまだまだいるという現実があります。こんな教師の下では、いじめが激しく、ひどくなることは当然としか思えません。頑張っている先生の方がはるかに多いことも事実なので、尚一層残念です。今回、タイトルに「教師ガチャ」という言葉を入れました。一握りのとんでも教師にあたってしまった子供たちにとっては、悲劇です。私たち保護者も学校に対して、しっかりとおかしいものはおかしい、良いものは良いという声を届けていきたいものです。文科省も教師の質を担保できる施策を試みていただきたいものです。

10月が始まりました。子供たちも忙しくなってきています。素晴らしい季節だからこそ、子供たちにもこの秋の訪れを味わい、喜んでいただきたいものです。どんなことでも結構です。おかしいかなと感じたらご相談いただければ幸いです。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

image by: Shutterstock.com

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