ものまね芸人 コロッケ「一口1億円」投資詐欺に加担か?「コロッケさんが来たから信じた…」被害者が騙されたワケ

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80年代に「お笑いスター誕生」でデビューし、かつては「ものまね四天王」の一人に数えられた人気者で、62歳を迎えた今もなおテレビや映画、舞台、警視庁の防犯ポスターなど多方面で活躍を続けるタレントのコロッケ(本名・瀧川広志)。そんなコロッケになんと「詐欺師」まがいの人物に広告塔として利用され、巨額投資詐欺の片棒を担いでいる疑惑が浮上しています。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰するメルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』では、過去2回にわたってコロッケに近づく怪しい人物の動向を紹介。さらに最新号で、被害者が「コロッケのファンだったので信用した」と証言し、東京地裁から約1億円の支払い命令が出たという投資詐欺まがい事件の全体像を報じています。

※この記事はメルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2022年10月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料お試し購読をどうぞ。

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投資詐欺まがい、コロッケの「パートナー」に約1億円の支払い命令

この連載第96回97回で報じたように、大物お笑タレントのコロッケの事業パートナーといってもいい斉藤大氏が、1億円近い資金を借りながら返済せず、今年4月、東京地裁に提訴されていた件だが、9月12日に判決があり、原告の請求額満額の9217万円8033円と、内9134万円7091万円につき2020年7月1日から支払い済みまで年2%の利子を払えとの命令が出た。

これだけのことで、“コロッケのパートナー”との表現は可哀そうと思う読者もいるかも知れない。

しかし、コロッケはこのトラブルの件を知っているし、原告(被害者)はコロッケと斉藤氏は極めて親しいという。また、この借金は投資詐欺紛いの内容だったと知れば、可哀そうともいってられないのではないか。

原告が斉藤氏に1億円を貸したのは2015年6月25日(弁済条件は同年8月24日までに一括返済。年利2%で。期日までに返済なしも、20年6月末までに710万円だけ弁済)。

まず、なぜコロッケがこのトラブルの件を知っているかというと、期日までに返済がない、また斉藤氏に連絡が取れないことから、思い余って原告は2019年にコロッケに電話したという。

すると、コロッケは「ボクはもう斉藤とは縁を切ったので、言って来ないで下さい」といわれたという。しかし、既報のように、その後の20年10月、コロッケを販売する「コロッケエンターテイメントフード」(東京都港区)を斉藤氏は設立、そしてコロッケは同社取締役になっているのだ。

それから、原告がコロッケと斉藤氏と極めて親しいと思ったのは、2018年ごろ、返済の件で、東京・原宿の喫茶店で原告と斉藤氏が会っていた際、コロッケが店にふらりと来て約1時間も話をしたからという。

「“斉藤さんに電話したら、ここにいるとわかったので”とコロッケはいい、原告と斉藤氏のいる喫茶店に予告もなく入って来たと。原告はコロッケのファンだったので信用したと。しかし、今から思えば、返済を猶予してもらうためにコロッケも一役買った可能性さえあるかも」(告発者)

では、投資詐欺紛いの内容とは?

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