あの「よなよなエール」を出すビール会社のファンが異常に多い理由

A group of friends cheered the beer and laughed happily on the holidays.
 

40人が5,000人に 

ウイズコロナで、人々は直接会う機会が減っています。だからこそ、多くの人が、人に会って交流することの大切さが分かったことでしょう。しかし、それに気が付いている会社やお店は、コロナ以前からお客様と交流する機会を設けています。オフ会とか懇談会とかグループイベントとか、いろいろです。

ヤッホーブルーイングも、お客様と会社はもちろん、お客様同士が交流することの必要性が分かっていました。そこで、先に言いましたように、2010年から「宴」というファン交流会を始めます。最初はビアホールで行い、40人ほどの参加です。1ヶ月か2ヶ月に1回、土・日の昼間に開いていきます。開催時間は3時間。これが、見事に当たりました。ヤッホーのファンの間で評判になります。

現在は、直営のビアレストラン「よなよなワークス」で行い、80人の定員です。それでも、スペースが足りません。「宴」の参加申込は、ヤッホーの公式通販サイトからです。回を重ねるごとに、だんだん参加申込者が増えていき、すぐに定員となってしまいます。すると、数百人を超えるファンが参加できなくなるという状態にまでなってしまいました。

それを解消するために、今度は「超宴」という交流会の開催です。参加者は500人から始まります。それでも収まり切れなくて、2018年には5,000人にまで膨らんでしまいました。

スゴイですね。どうしたら、こんな人気のファン交流会に出来るのでしょう。

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