さて、ここから日本の復興策です。
日本の復興は「日本的な技術の継承と、日本の製造の復活」ということになるでしょう。
本年の11月にキヤノンが中国からの工場の撤退を表明しました。
キヤノンは、中国に早くから進出した会社ではありますが、しかし、そのキヤノンが「戦争のリスク」を考えて撤退するということになったのです。
同時に日本は「働き方改革」などを行い、労働をしないというようなことばかりを言っているのです。
しかし、日本そのものが働かなければならないということを自覚するべきではないでしょうか。
工場労働者を増やすということがもう一つの経済復興ではないかと思います。
そして、「日本の技術力を高める」ということ、これが最も重要ではないかと思います。
「製造を日本に」「頑張った労働」そして「技術力」この三つが揃って、為替などに関係がないような経済にすべきではないかと思うのです。
いかがでしょうか。
そしてその根底にあるのは「日本人が権利ばかりを主張するのではなく、自己責任や、国家への義務ということを考える」姿勢が国民一人一人に根付けば、日本は変わってくると思います。
自分は働かないで、景気が悪いといっている人が少なくない現状で、どのように考えるのかということだと思うのです。
(メルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』2022年11月28日号より一部抜粋。続きはご登録の上、お楽しみください。初月無料です)
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