OMOは、買う時だけのことではありません。人がニーズに気づくと、
- 情報を探し
- 他と比べ
- 買う直前に評価し
- 買い
- 受け取り
- 使い
- 評価、クチコミをし
- 1に戻る
というステップを踏みます。
ここで大事なことは、顧客は買う時だけではなく、1.の探す段階からすでに、OMOの状態に入っているということです。
なので、顧客コミュニケーションを組み立てる時に、顧客が探す時、比べる時、事前評価する時、クチコミをする時といった、顧客行動の各フェイズに、オンラインとオフラインの両方に、仕掛けをしていかなければならない時代になった、ということが言えます。
この傾向は、様々な業種で、これからもどんどん広がっていきます。そして、元には戻らない不可逆な流れです。
このような消費者行動の変化に伴って、ビジネスの仕掛けも、ネットとリアルを分けて考えるのではなく、お客様ならどこで何をどうやって探して、購入するのだろう、という一連の流れを考えて、販売促進や売り場所を、考えなければならない時代になりました。
この事例からの学びは、
– 人は何かを買う時にオンオフラインを区別しなくなってきた
– それは顧客が情報を探す段階から始まる
– なので、売れる仕組みの仕掛けはどちらにも必要
ということになりますよね。
ぜひ、明日からの仕事に役立ててください。
この記事の著者・理央 周さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2