■+α
新しい本作りだけでなく、「連載」を維持していくことも一つの目標です。とは言え、シゴタノ!の連載が2022年で終了したので、目下キープしたい連載はメルマガとブックカタリストだけとなり、負荷はかなり小さくなりました。
その分、新しい「連載」をはじめたいと考えています。「知的生産」的なものに関する連載です。
このあたりから話が込み入ってきます。
まず、その連載を載せるための新しいWebサイトを作る予定です。この「Webサイト」という表現に注意してください。それは「ブログ」ではありません。ブログとは違った形の「Webサイト」を作る予定です。
そのサイトは、まだ具体的な形はわかりませんが、何かしらの形で「課金」制度を設けようと考えています。つまり単に連載記事を書くだけでなく、それを「仕事」としてやろうとしている、ということです。
その連載は、先ほど述べた「新しい形のノウハウ本」を実験する場所にもなるでしょう。加えて、「知的生産」系以外の話もそこに入れ込んでいく予定です。
さらにさらに、「課金」制度がある程度うまく回るならば、他の人に原稿を依頼して原稿料を支払う、ということにもチャレンジしてみたいです。『ライフハックの道具箱』でも多少似た仕組みがありますが、それをもっと常態的にできればと計画中です。
■過去資産の活用
もう一つ、これまで書いてきた原稿をまとめて本にするという計画も進めていきたいところです。たとえばこのメルマガ、たとえばシゴタノ!、たとえばR-styleと、私が書いてきた原稿は山ほどあり、しかしそれは断片的に散らばった状態です。
それを何らかの形でまとめたいと長年思っていたのですが、うまくは進みませんでした。具体的に何をどうすればいいのかが見えていなかったからでしょう。
新しいWebサイト作りにおいて、それをうまく組み合わせることができるのではないか、と考えています。
結局これも具体的なイメージはまだないのですが、「過去原稿をまとめて本を作る」という行為は、どうしてもプロジェクトとしては「浮いて」しまうので、それをどこかに位置づけることができたら、もう少し進めやすくなるのではないかと愚考しているのです。
つまり、「新しいWebサイト作り」の一環として(≒下位項目として)、「過去原稿をまとめて本を作る」をやっていこう、という野心があるわけです。
このような感じで、さまざな目標が「Webサイト作り」へと結びついている状態です。
この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ









