編集後記
予定していた静岡県湖西市のいじめ事件の第二弾は、取材回答がないこととお正月を挟んでということなので、次回に予定しまして、今回は海南市の対応について取り上げました。
ほんと、どうしようもねぇーな。なんですが(江戸っ子のため本音が江戸っ子言葉)。
文科省、こども家庭庁さん、これなんとかしてくれよっ!!って思うし、和歌山県知事さん!和歌山県教育委員会さん、もう出番じゃないか!と思います。
そして、文教族で、いじめ問題をやっている国会議員の皆さん、これ、もう法改正しないと、次々起きるんじゃないのか?と思うわけです。それこそ、異次元の委員会でも開いて、話し合ってください。(異次元の○○というのが、私のツボに入ってます。笑)。
現場はもういっぱいいっぱいどころではありません。そもそも私もいじめ問題に介入しているNPO法人ユース・ガーディアンも交通費を含めて無償での対応です。そして、自慢じゃない(むしろ恥じています)が、誰一人給与を頂いたことすらありません。
我々を真似て無償と謳い、実際は報酬を取る団体もありますが、私共はサイアク、自腹を切って手弁当で対応することもあります。これ、単純に志のみが原動力です。
そうした意味で1つ、為政者である方には一言言いたい。
できない理由を探す時間があったら、四の五言わずに、今救いの手を求めている被害者の手を取ってくれ、と思うわけです。
大手メディアが取り上げて、ここまで酷いとわかってきて、それでも、市のホームページでちゃんとやっていますと嘘をつく市の教育委員会…、それでも、いいのか、日本の教育。
ここまでくれば、海南市教育委員会の問題から超え、海南市自体の自治体としての発信の問題です。こんな暴走、前代未聞ですよ。
付け加えれば、別件になりますが「高知県小学生水難事故」高知県南国市教育委員会、お前らに時間という概念はあるのか???もう2年半以上、第三者委員会をやると言って放置しているが、これ自体がニュースだぞっと…。
と言いたいことは山ほどありますが、今日はこの辺で。
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