話を戻します。みんなから言われて、自信をなくしたという、そのみんなとは、それまでの人生で出会ったほんの数名なのです。ほんの数名に言われただけで、自信をなくし、行動できなくなるなんてもったいない!決してみんなが、あなたのことを否定しているわけではなく、ほんの一握りの人の発言だったと、まずは認識してください。
何人に傷つけられ、自信をなくしたのかを客観的に見てください。
その人数が思いのほか少ないことに気づくはずです。
ちなみに私は、中学生のとき2人の女子から「気持ち悪い」と言われ、文集にも書かれました。それがずっと、心に引っかかり、女性と話せない原因になっていたのです。でも大学に入ったとき気がついたのです。「あれ?よくよく考えたら、たった2人から言われただけじゃん。そんなのコンプレックスにしているなんてアホくさいぞ!」と。
このような形で、客観的に判断するだけでも、自信を取り戻すことができます。ついでにいうと、転職や独立をしようと決めたとき、やっかみや妬みからあなたの決心を否定する人がいます。でも、それもほんの数人です。なので、気にしないでおきましょう。
そして、最後に自信のなさを作っている原因は、実は自分自身が創り出している可能性もあります。
失敗したくない、恥をかきたくない。
そう思うことありませんか?
もしかしたら、羞恥を見せたくないから自信がないという言葉で逃げてしまっているかもしれません。
一歩を踏み出したいのに踏み出せない、自信がないと思っているなら、まずそう考えてしまう要因を深掘りしてみてください。
すると、少しずつ自分の自信のなさの原因がわかってきます。新しいチャレンジができそうな気がしませんか?
自分に自信を持ち、新春、新しいチャレンジの一歩になりますように。
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