このことがキッカケとなり、全国の高校別のノートもでき、寄せ書きの輪が広がっていったのです。
このノートが話題になると、自分の高校のものがあるかもしれないとやって来る、新規のお客さまも増えていきました。
やがて、「寄せ書きノートのあるお店」として、知られるように。
高校は、全国で約5,300校ありますが、このお店にあるノートは、約3,400校分。全国の6割をカバーしています。
これは、何も意味するのか。
常連さん及び見込み客の多さを表しています。
「おの店に行けば、想い出と再会できる」
「会ったことのない先輩・後輩と出逢える」
まさに、同窓会です。
青春の想い出で一杯飲りたい人はたくさんいます。
かなり高い集客力となっているのではないでしょうか。
予約しなければ入りづらい状況となっています。
このお店は地下街の奥の奥にあるのですが、お客さまの絶えない繁盛店なのです。
他にはない特色があれば、不利な立地条件でも、お客さまは来てくれるということです。
今後もノートは増え続けるでしょう。そして、お客さまにも愛され続けることでしょう。
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