コロナ禍で加速か。岡田斗司夫氏が予測する「ホワイト化社会」はあと10年でやってくる

Clothes on grunge background, shelf, bags ,luggage on cream background. Collection of clothes hanging on a rack in neutral beige colors. 3d rendering, store and bedroom concept
 

この娘とのやりとりをしていて急に思い出したことがあった。それは、「ルパン三世」のアニメの中で次元大介がタバコをポイ捨てするシーンに対してクレームが来たということだ。

ずいぶん時代は厳しくなったものだ、などと素通りしたが、それも昭和の価値観なのだろうか。

続けて、こんなこともフラッシュバックした。

定食屋。昔の定食屋は「汚いけど美味い」店が確かにあって、外見なんか関係ないよね、中身だね、なんて風潮があったものだ。

しかし、昭和と現代とのギャップ、というか壁が確かにハッキリとできてきていて、今は味の前にその店が綺麗で整理されて、尚且つ、スタイリッシュでないと、もう近づきたくもないらしい。

もしかしたら、これは、コロナ禍で加速されたのかもしれない・・・

そんなことがあって、仕事の合間にYouTubeで何となく見つけたのが「ホワイト化」という言葉だった。

面白そうなので観てみた。

岡田斗司夫という人が配信している。確か昔、マーケッターの神田昌典さんのオーディオ教材にゲストとして出ていた人だ。

ようは、「オタク」 オタキングの代表ということでアニメや漫画の解説をしているYouTube。しかし、内容を観てみて驚いた。この現代社会の変調を見事に解説していたからだ。

少しまとめると、こんな感じ。

社会がホワイト化するとは一言で言うのは難しい。「清潔さが求められるようになる」とか「不潔がより許容されなくなる」という感じだという。

物理的な清潔もそうですし、人の発言や行動の内容においても清潔感が求められる。求められるというか「清潔であることが当たり前だ」という具合に基準値が上がっていき、不潔だと思われたものは社会からミュート・ブロックされてしまう。

何々、まさにそれは現実の目の前で起こっていることではないか!?

この記事の著者・吉田正幸さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • コロナ禍で加速か。岡田斗司夫氏が予測する「ホワイト化社会」はあと10年でやってくる
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け