なぜ、福岡の公園にある「宇宙人が売るハンバーガー店」にはYouTuberが集まるのか?

Hot dog with ketchup and yellow mustard.
 

なぜ、ハンバーガーという店名になっているのでしょうか。

始めた頃は、手づくりのハンバーグが売りで、バンズを使ったハンバーガーも売っていました。

しかし、キッチンカーではハンバーガーよりホットドッグの方が売れることから、ハンバーガーは無くなり、ホットドッグだけとなったようです。

以来、店名を変えることもなく、「今屋のハンバーガー」のホットドッグが売れ続けているのです。

最近は、この味を広めたいという人が現れ、弟子入り志願者が増えています。

店主も、ホットドッグを売るお店が減っていることを嘆き、もっと増えて欲しいという思いから、弟子を受け入れることにしました。

と言っても、大袈裟なことではなく、キッチンカーでの実践的研修と販売、経営、仕入れのことなどを数週間から1ヵ月ほどで教えています。

「ホットドッグは、安くすれば、お客さんが増える。高く取ったらいかん。ボッタクリだ。安ければ、何度も来てくれる。100個売れば、儲かる」と言います。

手間の掛かるホットドッグなのに、薄利多売の商売をしています。

なぜ、そこまで頑張るのですか?の問いには、「お客さまが並んどるけん」。

これぞ、真の商売人ではないでしょうか。

“映え”ばかりを追求した、ボッタクリ商売をしている偽商売人は、この店主の元で修行すべきです。

※メニュー(一例)

ウインナーサンド:300円
エッグウインナー:400円
フランクドッグ:400円
ミックスバーガー:400円
トマトレタスバーガー:400円
100%北海道クリームチーズ:500円

image by: Shutterstock.com

佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座 』

【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • なぜ、福岡の公園にある「宇宙人が売るハンバーガー店」にはYouTuberが集まるのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け