相続関係の本はQ&A形式が多いなかで、調停に焦点を当てて小説形式で説明してくれるので、貴重な本だと思いました。
三つのストーリーを仮想体験することで、事前に相続対策を考えておくことの大切さ、揉めたときの弁護士の必要性がよくわかりました。
直接両親と相続について話すのは気が引けますが、後で苦労するよりも、早めに準備しておくことで残された人たちが助かるのです。
また、シロウト同士で相続を決めてしまうと声の大きい人の意見が通ってしまい、相続後の不満から人間関係を崩壊させる可能性があります。遺産をどう分割するのか、納税資金をどう出すか、節税になるのかなどの基本を自分で学んだうえで、ベテランの専門家に相談したいものです。
依田(よだ)さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★★☆(88点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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