「見たいものしか見なかった人」が人生で“大ケガ”を負う当然の理由

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結局のところ、人間って自分の見たいモノしか見ないんですよ。それ以外のモノについては目を背けようとしちゃうんです。

なんとなく薄々、

 ▼ 子どもが学校に行きたくない素振りを見せているな とか
 ▼ あれ?奥さんの態度がよそよそしいな とか
 ▼ なんだか最近、帳簿の金額が微妙に合わないな とか

そういう異常値を初期に見つけたとしても、

 ▼ 子どもがいじめに遭っていると思いたくないから
 ▼ 奥さんがメチャメチャ怒っていると知りたくないから
 ▼ バイトの誰かがおカネをくすねていると分かったら面倒だから

という気持ちが、あなたを現実から目を背けさせるのですよ。その結果、注意はしていたのに、

 ▼ 学校で多少イヤなことがあるのは、よくあることだから とか
 ▼ たまたま奥さんの虫の居所が悪かったんでしょ とか
 ▼ 大した金額じゃないから問い詰めるのは止めよう とか

ほら、これが評価軸を変更したということですよ。

これが次の、さらなる面倒な事態を引き起こすのです。

軌道修正は、早ければ早いほど、微調整で終わらせられるんです。初期の状態を放置しておいたから、ドンドンと荒療治が必要なところに追い込まれるのですよ。

だから、いつでも早め、早めに軌道修正をすることを意識するのです。それがあなたの身を守ることになるのです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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