「見たいものしか見なかった人」が人生で“大ケガ”を負う当然の理由

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「あ、もしかして失敗をしたかもしれない」と気づいてしまった時、あなたは何をしますか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、その時にとる行動によって、人生で「大怪我」を負うかどうかが決まると話します。大怪我をしないためには何をすればいいのでしょうか?

「軌道修正」を常に意識することがとても大事なワケ

人生は大ケガをしなきゃ、立ち直ること、復活することはできるんですよ。つまり再起不能なまでに叩きのめされなければ、多少の失敗はどうにかなるということです。

そうなるために必要な思考は、

 ● 軌道修正の必要がないのか?を常に振り返ること

なんだと思います。

あ、これはちょっと失敗したかな?と思ったらすぐに、そこから軌道修正のためのプランBを考えることができるのか?ということです。

その時に、

 ▼ あれ?これってもしかしたら失敗かな?
 ▼ 微妙に失敗っぽいけど、もうちょっと進んでみようか?
 ▼ あ、これはヤバい感じがするわ。どこで引き返そうか?
 ▼ こりゃアカン、今すぐ引き返さなきゃ!

という感じでイベントとあなたの評価が変化するわけです。

ここで大事なのが、イベントの変化を細かく捉えるということと、評価軸を一定にするということです。

こういう時って、イベントはまさに時々刻々と変化するわけですから、大袈裟にいえば一時間に一度、

 ● 前回とどこか変わったところは無いかな?

とチェックすることが必要で、これはむしろ異常事態が起こっていないのかを監視するつもりでやるべきなんです。

ところが、自分の希望とは真逆の方向に事態が進むと、そこで現実を見るのが怖くなって、そこから目を背けてしまう人がたくさんいるんですよ。

 ■ なんかヤバい方向に進んだから、もう怖くて見られない!

というのが最悪です。次にふと状況を確認したら、取り返しの付かない地点に来ていましたなんてことになってしまうわけですよ。

見たくない時こそ、怖い時こそ、眼をかっぽじって、状況をしっかり把握することが必要になるんです。

同時に、評価軸についても、同じレベルで一定の目線を維持することが必要です。起こりがちなのは、イベントの変化は捉えていたのに、それをどう評価するかが毎回コロコロと変わってしまい、(たいていの場合で)自分に都合の良い評価をしてしまうということです。

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