コロナでは、ウイルスの流行と自粛やマスクの着用が、データ上まったく連動していないことに大手マスコミが一社も気づくことなく、まったく追及も検証も行わないまま、極めて非科学的に経済を破壊するために報道し続けた。
ワクチンでは、接種状況と感染状況が、データ上まったく効果を示していないどころか、打てば打つほどどんどん感染者が増えていることに疑問を呈さず、追及も検証も行うことなく、製薬会社のためにワクチンキャンペーンを行い続けている。
そして、統一協会では、「国家が内側から乗っ取られかけている」という非常事態に際して、自分の票が欲しいだけの政治家らとともに、協会の思し召すまま自主的に報道をやめてしまい、見て見ぬふりの「空白の30年」を作り出した。
その間に、山上の家族のような被害者を増やしつづけ、組織の危険性をますます盤石なものに強化・増幅させる手助けまでしていたわけだ。
『統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体』では、ジャーナリズムの視点以外にも、思想、安全保障などの面からかなり濃厚な対談が展開されているが、有田芳生氏は、まだまだつかんでいる実態について、語り切れていない様子が伝わってくる。
3月25日(土曜)14時~17時に東京で開催される『オドレら正気か?LIVE「統一協会問題の闇 Special」』は、かなり刺激の強い議論を聞くことのできる、貴重な回になりそうだ。ぜひ会場まで足を運ぼう!
(『小林よしのりライジング』2023年3月7日号より一部抜粋・文中敬称略)
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