川口春奈の破局疑惑は「デマ」か?芸能ジャーナリストが考察する矢地祐介との関係

 

ファッション誌でのインタビュー記事がきっかけで、格闘家の矢地祐介(32)さんと女優の川口春奈(28)さんが破局したのではないか? と噂されています。果たして、破局は事実なのでしょうか。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが考察します。

所属事務所の厳しい“検閲”が入るインタビューでの発言

Smart FLASH』が川口春奈が総合格闘家・矢地祐介との破局匂わせか…と報じていました。

その根拠は女性ファッション誌『GINGER』のインタビューで川口が語った“実は今、恋愛の優先度がそんなに高くない”発言です。

周囲に“結婚したい”と漏らしていた川口が一転、破局さえ匂わしているというのです。

確かに『GINGER』の恋と理想の関係についてのインタビューで、川口は“ひとりでいるほうがラク”とか、“現時点では結婚というカタチにはこだわらない”と答えています。

2年前に五島列島にある川口の実家にふたりで訪れたことを報じた『FLASH』ですから余計に気になるところなのでしょう。

タレントのインタビュー記事に関して、現場での動向はもちろん、喋った言葉が記事になって世の中に発進される際には所属事務所の厳しい“検閲”が入るのが常識です。

インタビュー企画を引き受けたからには、その記事でダメージを受けるようなことがあってはいけませんから“ちょっと現場では勢いで余計な事まで言っちゃった…”部分は全て削除、タレントにとって都合のいいことばかりでまとめる最終チェックをするのが事務所の役目なのです。

これを頭の中に置いておいてこのインタビューを読むと、川口と矢地の現状がとてもクリアに見えてくるから不思議です。

人気タレントのインタビューでいつも寿命が縮む思いをさせられるのがこの原稿チェックのやり取りでした。

テーマが恋愛や結婚ともなればその“検閲”は凄まじく、今まで私も録音機器を作動させていたにも関わらず、事務所からの最終OK原稿が現場で本人が喋ったことと全く違うものに修正されていたことも何度もありました。

“こんな事喋ってないじゃん”とか、“あんなに面白かったのに全部消してある…”は度々私を気絶させるほどでした。

特にインタビュー記事というのは、それまでのそのタレントには無かったイメージや言動を質問で引き出すのが“肝”で、今回の川口で言えば“恋愛の優先度が高くない”がそれにあたります。

となればそこを記事のタイトルとしてド~ン!と出したいのが出版側です。

ところが本当によくある事なのですが、この部分が“完全NG”として、事務所の“検閲”で削除されてしまう時があるのです。

せっかく上手く誘導してこの言葉を引き出したのに…こうなったときのショックは六本木で大勢の警察官に囲まれて職質を受けた時と同様か、それ以上のインパクトです。

どうしても納得いかず“録音を聞かせましょうか? こう言っていたじゃないですか…”と食い下がっても、“今回は勘弁してョ、この発言が表に出ればCM契約が飛んじゃうから…”と言われてしまった事もありました。

こんな“おざなり”なインタビューじゃなかったのにと、口惜しくて枕を濡らす夜もあったくらい…これは少々オーバーですが…。

“近々のゴールイン”は完全消滅も。芸能ジャーナリストの読み

さて、今回の川口のインタビュー記事を私なりに分析してみれば、“近々の結婚”は完全消滅したと言えると思います。

ただ矢地との関係は、そのテンションを少しも失っていないのも確かでしょう。

それは“恋愛の優先度が高くない”と言ったすぐ後に“優先度は高くないけど不可欠なもの”然り、“大切な存在はあえて思い出そうとしなくても、ふとした瞬間に頭をよぎるもの”然りです。

全体から受けるのは、結婚はしていなくてももはや“円熟期”を迎えている気さえしてくる川口と矢地の関係です。

残念ながら(?)ふたりの絆はより一層強くなっているような気がしてなりませが、皆さんはどう思われますか?

 

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:川口春奈オフィシャルサイト

print
いま読まれてます

  • 川口春奈の破局疑惑は「デマ」か?芸能ジャーナリストが考察する矢地祐介との関係
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け