突然ですが、あなたの“夢”は何ですか？ 現実的/非現実的…人によって持つ夢は様々だと思いますが、できることなら、人生が変わるような大きな願望を実現させたいですよね。今回は、メルマガ『熱血日記』の著者で外資系金融機関で30年間の勤務経験を持つヒデキさんが、「不可能に思える願望を叶える人」がやっている方法論を解説します。
願望を実現させる方法
大学生向けにコーチングを3月から始めており、10年先、20年先の願望をかなえるためのコーチをしています。長期の願望ですので、当然ながら非現実的な目標も多く出てきますが、それはそれでいかにして達成可能にするかという具体論を理詰めで話していくのです。
私自身が学生の頃から分不相応な夢ばかり追い続けてきたので、この手の話は得意で（笑）、若手の夢をかなえるためなら、どんどん知恵やノウハウを共有して手助けしていきたいと思います。
そこで、基本的な話を今日はしますが、不可能に思える夢をかなえていく人と、そうでない人には“方法論が最初から違う”という現実があります。
私が好きなコーチ、インターネットビジネスで成功して現在は年収1億円を超えている方がおっしゃっていたので、なるほどと膝を打ちました。
不可能な夢をかなえる人というのは、「自分がどのようになりたいか」を考えます。
そして、それを可能にする方法論を考えてから、実行に移します。“Want to be!”の発想です。
一方で、ほとんどの人達は目標設定をするときに「自分には何が出来るか」から考えて行きます。現在の延長上に未来を据え置いているのですね。“Can do!”の発想です。
それはもっともだと思います。実現不可能な計画を立てて、それを実行するのに月日を費やすのですから、達成が失敗に終われば、自分の時間を無駄にするだけです。
計画を立てるのであれば、実現可能な計画を立てるのが筋道の通った考え方ですね。
でも、「自分がどのようになりたいか」をまず考えることは、人間の欲望に忠実な目標を設定して計画を立てる訳です。可能か不可能か、というのは二の次なのですね。
現在の自分には不可能なことでも、それを可能にする手立てを計画に入れ、やがて実現するという訳ですから、前者と比べて難易度は高いし、達成できない可能性もまた高い訳です。
ちなみに、このコーチの方は、「自分がどのようになりたいか」を実現するためにサラリーマンを辞めて、3か月間は収入の見込めない生活を送りながら、必死で頑張ってきました。サラリーマンを辞めて起業家になった人物です。
方法論の違いを整理すると、
1．「自分がどのようになりたいか」を考える人 → 未来の願望を文字化する。→ 不可能な点を洗い出す → どうすれば不可能が可能になるかを徹底的に考える → 行動計画を作る → 実行する。とにかく集中して鬼気迫る勢いで仕事する。
2．「自分は何が出来るか」を考える人 → 自分の目標を能力的に可能なレベルで文字化する → 自分に出来ることを時系列で計画に落とし込む → 計画通りに実行する
この結果どうなるのかと言うと2番の人は、今ある予算と、今ある時間と今持っているスキルを使って出来る目標や計画ばかりになります。
そして、今あるお金や時間やスキルで出来ることというのは今の生活とたいして変わらず、生活はいつまでたっても同じという結果が見えてきます。
夢を実現させよう、願望を実現させようとしたら、自分が今有るスキルやお金を使って出来る範囲で考えない、ということが大事なのではないでしょうか。
こうした目標を設定することは、難易度は高いし、途中何度も壁にぶつかるであろうことは目に見えていますが、それでも実現した自分を想像したら、ワクワクするし、“やってやろう！”という気迫が湧いてきませんか。
私がコーチにしている方はこうも語っています。
「物事の考え方ひとつで人生は大きく変わってしまいますのでまず何を考えるかにはくれぐれも気をつけたほうがいいですね。」
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