「禁句」だらけで何も言えない現代に疑問。“自由な主張”の意味を履き違えている人たち

 

2020年に起きたBLM。これも「黒人差別」に対する白人警官の不当な扱いにより火がついたわけだが、それに「便乗」する犯罪が多かった。

全く関係のない店や家屋が壊され、強盗に窃盗…。「主張」のはずの運動が、「利用」された形となったのも事実。

先日、私の知人から聞いた話だが、その知人の住むアパートに泥棒が入ったという。玄関のドアはバールで鍵が壊され、家電全てを盗まれたらしい。

知人は「犯人」に心当たりがあった。どう考えても、知人の留守を知らなければ盗めないのだ。

被害にあった知人の前(お向かいさん)に住む住人が怪しい。しかもその隣人宅にはいつも多くの「いかれた連中」がたむろしている。

盗まれた家電は、大型の物ばかり。大型の冷蔵庫に、テレビ、一切合切を短時間で盗まれたということは、運搬する距離を考えれば、前の住人しかいない。

被害届を出した知人の元へ白人の警官2人がやってきたという。知人は「犯人に心当たりがある」ことを伝え、自分の部屋の向かいの住人と話をしてくれと頼んだという。

ところが、被害者の知人のお向かいさんは、黒人さんたち。

通報されてやってきた2人の若い白人警官は、知人のお向かいさんに話をするどころか、「命があっただけでもラッキーと思え!」と励まして去って行ったという。

限りなく犯人に近い奴が、自分の向かい側に住んでいるというのに、その住人が「黒人さん」とわかった途端、白人警官は報告書のコピーだけを置いて去って行ったのだ。

分からないでもない。BLMのお陰で、「難癖」をつける「便乗型黒人さん」がいるのだから。

悪いことをしていても、「差別だ!!!」と叫ばれると、白人さんにはどうしようもない。

というように、「差別からの自由」を主張し身を守ろうとする便乗型がいることも事実なのである。

そもそもBLM・・・どう訳すべきなのか?

ブラック リブズ マター…黒人の命は大事だ、黒人の命も大事だ、黒人の命だって大事だ、黒人の命を尊重しろ、黒人の命を粗末にするな…

なかなか難しい。

All Lives Matter(人種に関わらず、すべての命が大切)、これが一番なのではないかな?

この記事の著者・AJさんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 「禁句」だらけで何も言えない現代に疑問。“自由な主張”の意味を履き違えている人たち
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け