本当にあった恐ろしい芸能事務所の“圧力”。鳴り響く「記事を下げろ」と怒鳴る抗議電話

2023.05.16
Closeup of male operator about to answer a phone call as he picks up a handset of a classical black landline telephone. Retro filter effect.
 

弱小事務所のタレントはボコボコに。表現の自由なんて存在しない!

しかし、「しがらみのない事務所や弱小事務所のタレントはボコボコ」にされるケースもあるとか。

「力のない事務所のタレントが不倫をしてくれたら大きいですよ。特に不倫とネットニュースの相性は抜群なので、しばらくそのネタで数字が稼げます。あとは熱愛なんかもそこそこですかね。『そっとしておいてあげて』とかコメントする人もいますが、みんなが読んでくれてアクセス数が上がるのでそっとしておいてあげることは難しいですね(苦笑)」

とはいえ、マスコミで働く人も人間だ。報道現場の現実に耐えられなくなり、職場を去る同僚も多くいるという。

「『弱い者イジメと同じだ』と言って辞めた人もいましたね。同じ不倫をしても、あっちのタレントの記事は書けず、こっちのタレントの記事では糾弾する…というのは、正義感の強い人なら耐えられるわけありません。ただ、多くは割り切って仕事をしていると思います。私も『報道の自由なんて存在しない』と思って働いているので、今さら失望するとかはないですね」

大手メディアのほとんどが沈黙を続けたジャニー喜多川氏の性加害疑惑が大きく動き出し、世間からメディアに対して厳しい意見も出ている。これをきっかけに、マスコミの報道姿勢が見直されることはあるのだろうか?

image by: Shutterstock.com

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