もちろんポジティブな経験もある。営業スタッフ時代のこと。長い間、結果が出ずにくすぶり続けていた。
そんなある日のこと。立ち読みか、買った本か忘れたが、「7年周期で大きな動きがある」といった文章を目にした。
そこには「どん底の人はその反動ですごい結果が出る」とも書いてあった。
その時、入社して7年。鳴かず飛ばずのどん底状態。
ということは“7年間は低迷してから一気に売れるようになる”という可能性があるということ。
その記事を読んでから、ぼんやりとだが「今年あたりに一気にブレイクするかも」などと思っていた。
しかも、ダメ営業スタッフ仲間と集まり「今年あたり何かが起こりそう」などと繰り返し言っていた。それがいい暗示になったのだろう。
そして翌年のこと。ダメ営業スタッフからトップ営業スタッフに。平均4棟の契約から4倍の16棟の契約に跳ね上がった。これは暗示がポジティブに活かされた例だ。
もう1つ実感したことがある。結果を出してからのこと。いろいろな本を読むようになった。
成功法則の本に“成功している人は33歳で独立する人多い”という話があった。なにかの音声教材だったかもしれない。
それがなぜか頭に残った。それから、ことあるごとに「33歳で独立すると上手くいくらしいよ」という話をしていた。
その後、33歳の年を迎えた。当時は独立などほぼ考えていなかった。
しかし、いろいろあり“独立せざるをえない状況”になった。そして33歳で独立した。
今から思えば「これも自己暗示が効いたんだな」という感じがする。
あなたは今、自分にどんな暗示をかけているだろうか?まずはこのことに関して考えてみて欲しい――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2023年5月19日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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