関東なら、あじさい寺として名高い「明月院」とか「長谷観音」、「高幡不動尊」や「東慶寺」などが紫陽花の名所として有名です。観光客がたくさん押しかける名所に、傘をさしてまで行きたくないという方には、箱根の登山電車がお奨めです。登山電車に乗れば、沿線に植えられたたくさんの紫陽花を、傘をささずに座ったまま見物することができます。
何も遠くまで出かける必要はありません。近くの公園やホテルの庭などで、きれいな紫陽花が咲く場所を事前にチェックしておけば良いのです。もちろん、梅雨時の見物は紫陽花に限ったものではありません。
濡れた庭石が美しいとか、池の水面に降る雨の風情が何とも言えないとか、霧や雲でけぶった山々の風景が水墨画のようでたまらないとか、ちょっと考えれば、あなただけの、プレミアムな観光スポット?は必ずあるはずです。私の知人には、雨の日に「かたつむり」を見に行くなんていう風流な人もいます。
そんな、「ちょっと行ってみたい場所」をリストアップするだけでも、それは心をウキウキさせる梅雨への「したく」になります。そうそう、そんな素敵な時空をご一緒する素敵な異性や楽しい友人とのスケジュール調整もお忘れなく。(一部抜粋)
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