一家心中事件から3週間。猿之助「逮捕Xデー」が先延ばしになっている理由

2023.06.09
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5月18日、歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が緊急搬送された事件から3週間が経過した。睡眠薬を飲んだ両親に、猿之助が「ビニール袋を被せた」との報道もあり、自殺ほう助で逮捕も時間の問題とみられていた。しかし、いまだに大きな動きがない状況である。一体なぜなのだろうか?

「もうすぐ逮捕」「まだ先になりそう」情報が錯綜

週刊誌のデスクはこう話す。

「文春オンラインが5月末に“自殺ほう助で近く逮捕”と報じたので、ウチの雑誌も逮捕記事を準備していたのですが、あれから1週間以上が経過したのに動きはない。〈逮捕はまだ先〉との声も出てきており、今はXデーが掴めない状況です」

逮捕は秒読みという流れだっただけに、メディアも混乱気味のようだ。

「各社の記者が違うことを言うんですよ(苦笑)。〈もう逮捕です〉と言う記者もいれば、〈7月頃と聞きました〉とのように。それだけ、情報が錯綜しているということですね」

6月中に逮捕と考えるのが自然だが……

警察関係者に取材を続ける夕刊紙の記者は「6月中に逮捕」と予想するが、猿之助の“体調次第”で変化があるかもしれないと語る。

「猿之助さんは相当、憔悴していると聞いています。家族会議で死ぬことを決めたとはいっても、ご両親が亡くなって自分は生きているという状況はかなり辛いでしょうね。また、自身のセクシャリティな部分が大々的に知られてしまったこと、公開予定の映画が撮り直しが濃厚で損害賠償は億を超える現実は、なかなか直視できるものではありません」

つまり、猿之助の心の回復を待ってからの「逮捕」の可能性もあるということだ。

「著名人が絡む事件は注目度が高いため、警察も間違いがないよう慎重に捜査をする傾向がある。今回は猿之助さんのメンタル面のこともあるため、より慎重に動いているといった印象を持っています。ただし、状況的に猿之助さんが自殺ほう助をしたことはほぼ間違いない。証拠を固めて6月中に逮捕と考えるのが自然でしょう」(前同)

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